今年も梶が森へ、その12、アサマリンドウ白花とウメバチソウ
アサマリンドウ自体が普通のリンドウより上品な花だと私は思うのですが、白花は一層、高貴な雰囲気を漂わせていました。
2輪のいち、1輪は閉じていましたが、もう1輪のほうは少し開いていたので、少し失礼して上から覗きこんで撮影しました。
花冠の内側も白くて、普通のアサマリンドウの花冠の内部はブルーと白のストライプになっていますが、グリーンのラインが入っているようでした。
葉っぱの色はブルーの株に比べるとほんの少し淡いようです。
来年もまた見てみたいですね。
ウメバチソウはいつもの場所でいつもと同じように咲いていてくれました。
これも一足早く、東北の栗駒山で群生を見てはいましたが、四国の山で咲くのはまた趣が違います。
緑色の繊細な形をしたのは仮雄しべと言うそうです。
本物の雄しべは花の花の中央に見えている5本だそうで、これは一日に1本ずつ立ち上がって花粉を出すそうです。
このウメバチソウの花は雄しべが2本立ち上がっているので、開花して2日目ということのようですね。
真上から見ると、ほんとに花の形が梅にそっくりです。
日本人好みの花の形だと思います。
笹の中でいっぱいの秋に陽射しを浴びて咲いている姿は、いかにも四国育ちのウメバチソウという感じでした。
北アルプスや東北でも見ていますが、なんといっても梶ヶ森で見るウメバチソウが私にとっては標準の花と言えますね。
来年も、やっぱり秋の花を堪能するために梶ヶ森に来ることでしょう。
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