今年も梶ヶ森へ、その4、アケボノソウ、ツルニンジン
毎年見ている花ですが、それでもアケボノソウを見つけるとうれしくなりますね。
こちらはアキチョウジのブルーをバックに咲いているアケボノソウです。
センブリもそうですが、アケボノソウも4弁の花や6弁の花が見られますね。
すでに花が終わって実になりかけていました。
リンドウ科の花は、花後の姿が花芽と似ているので、勘違いしますね。
山の秋は上から下りてくるということを実感します。
マツカゼソウは8月から見ているのですが、10月になってもまだ咲いているんですね。
花期が長いのか、それとも個体によって咲く時期がずれるのか・・・。
後者のような気がしているのですが・・・。
花がまばらにしか咲かないハナタデですが、なかなか趣深い姿だと思いました。
10月25日訂正 どうもハナタデではなくボントクタデかヤナギタデのようです。葉を写してないのと、葉を齧って辛みがあるかどうか確認するべきでした。
タデ科の仲間も難しいです。
豪勢に4つも咲いています。
ノコンギクとのツーショットです。
どういうわけか上向きに咲いている花です。
ここのツルニンジンは淡い色が多い中で、これは比較的濃いめの色でした。
オオバショウマも咲いていましたが、あまりきれいな株には会えませんでした。
今まで見たことのない実が出てきました。
サルトリイバラに似ていますが、もちろん違います。
同行のTさんが調べてくださっていたのですが、シオデなのだそうです。
シオデは一度だけ花を見ていますが、山菜としては絶品らしいですね。
実はもっと黒く色付くそうですが、見た目ほどおいしくないそうです。
keitann様 こんにちは
タカネハンショウヅルにまた出会えましたね。今度のものも素敵な花姿だと思いました。
アケボノソウ、ツルニンジンと特徴のあるものが押し寄せて来ていますね。
他のものもすべて秋を引き立ててくれる名脇役さんぞろいでお見事だと思います。
シオデの実のつき方はなかなか面白いですね。
投稿: ぶちょうほう | 2011-10-25 15:35
ぶちょうほう様、こんばんは。
ここのところ、いろいろと忙しくしていて、ご無沙汰いたしております。
タカネハンショウヅルは四国の固有種かと思っていたのですが、先日、中国地方の野草関係の知人の方がアップされていました。中国地方にも数は少ないようですが分布しているようです。
色合いは紫、ピンク、白とあるようですが、この日はピンク系の紫のものばかり見ました。
我が家でも種採取した株が元気に育っていますが、なかなか花を見せてくれません。
アケボノソウ、ツルニンジンはタカネハンショウヅルとともに、四国の野山では比較的ポピュラーなものばかりです。9月から10月にかけて、標高1000m程度の場所を歩けば、よく目にしますよ。
シオデはサルトリイバラの仲間のようで、実の雰囲気もどことなく似ています。
花は何とかわかっても、実のほうはまだまだ勉強不足です。
投稿: keitann | 2011-10-25 22:22