10月下旬の花と実、アケビなど
コミカンソウも実をいうと花はまだ見たことがなく、実だけは毎年のようにどこかで見かけます。
10月半ばに高知で一足早く見ていたコミカンソウでしたが、10月下旬にはいつもの場所で見ることができました。
実も可愛いですが紅葉し始めた葉っぱとの取り合わせが綺麗ですね。
検索すると「コミカンソウの駆除」という項目もあるようで、畑のお邪魔虫的な野草かもしれませんが、見る分には美しい野草です。
休耕田などで見られるサクラタデも雑草かも知れませんが、これも綺麗すぎる雑草というところでしょうか。
撮影時間が夕方にかかってしまい、きれいな姿を撮ってやれなかったのが残念でした。
10月末ごろになると、里山のあちこちで見かける植物です。
こちらはれっきとした木の実、それも食用になる木の実で、アケビです。
今年はいったいに山の木の実が豊作のような気がしますが、ここでもアケビが大豊作でした。
ただし、アケビを叩き落とすストックも何も持っていなくて、指をくわえて見るだけでしたが(^_^;
香川の里山にはソヨゴの木が多いのですが、今年は特にソヨゴの実もずいぶん多いです。
赤く艶やかな実がぶら下がっている様子はサクランボにも似ていて、いかにも美味しそうですが、食用になるという話を聞きません。
これだけ身近なソヨゴの木ですが、花の時期には里山にあまり近づかないからか、いまだに花を見ていません。
来年の課題にしたいです。
こちらの黒い実は今年初めて見たのですが、葉っぱの形も変わっていて、「もしかしたら、これがタカノツメ?」と思ったのですが、予想が合っていました。
タカノツメはウコギ科の樹木で、ウコギ科というとタラやコシアブラなど食用になるものが多いのです。
調べてみるとタカノツメも山菜として利用できるそうです。
そして、タカノツメの葉は綺麗に黄葉するそうで、機会があれば、黄葉した葉も見てみたいものだと思いました。
夏に花を咲かせたヤブコウジも10月末にはそろそろ赤く色付いた実を見せてくれます。
サンショウみたいに良い香りがないので役に立たなくてイヌザンショウという名前です。
その貴重な紫の実ですが、紫色の実をつけるヤブムラサキの木自体は香川の里山ではごくポピュラーな木です。
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