蟠蛇ケ森で春を先取り、その6、おまけの海岸散策
雪割桜の駐車場まで下りてきたら、Eさんの車に乗り込み、桑田山温泉に向かいます。と言っても桑田山温泉までは車で5分もかかりません。
温泉のお湯はとてもよさそうでしたが、5人も入ればいっぱいになるという、超可愛い温泉でした。どうやら地元の方ばかりのようで、わざわざ香川から来たということで珍しがられました。
そして、汗を流した後は海岸までドライブです。蟠蛇ケ森は須崎に近いので、海岸散策も気軽にできます。
私が見たかったのは何と言ってもタイキンギクです。
11月末に高知から愛媛にかけてロングドライブしたので、アシズリノジギクやアゼトウナは嫌と言うほど見ているのですが、タイキンギクは季節的に早かったのと、分布の西端が久礼辺りまでなので、その時には見られませんでした。
雪の見られる季節まで咲いているというので、別名は雪見菊です。確かに年を越してもまだ咲く姿は雪見菊の名がぴったりです。
道路法面から垂れ下がるように咲く姿は絶滅危惧種とはとても思えないほど、一見、繁殖力が強そうに見えます。
昼には山の上から海を眺めましたが、夕方、海岸から眺める海も格別です。
ダルマ夕日も見られないだろうかと思いましたが、これはやはり場所を選ぶようですね。
温泉から出たときからおなかが空いていたので、帰り際に道の駅で須崎名物の鍋焼きラーメンを食べて帰ることになりました。
親鳥の出汁が良く出ていて、旨味たっぷりのラーメンです。
この日はバイカオウレンの下見、蟠蛇ケ森登山、海岸散策と行動もたっぷりでしたが、イタドリに鍋焼きラーメンと、高知の美味しいものもたっぷりと楽しんだ一日でした。
高知へようこそ
タイキンギクは繁殖力がつよそうですが植栽すると栽培が難しいのですよ。
プロの方が公園内に植えたのがことごとくだめになり諦めたのです。
海辺ではなく300m位の標高のところにもありますし、道路脇でもある。分布が面白い植物です。
撮影するには海辺がいいですけど
投稿: 流れ星 | 2012-01-20 23:07
〆の鍋焼きラーメンが美味しかった!
そう言えば、イタドリも美味しかったですねぇ~
早春を満喫した高知/蟠蛇ケ森登山でしたね~
*元気に活躍していますねぇ~(徳島/鳴門へ~)
すごい階段ですね~膝が痛みますよ~
投稿: え~ちゃん | 2012-01-20 23:13
流れ星さん、こんばんは。
高知には秋から冬にかけては1,2度はお邪魔していると思います。
もしかしたら、仙台の親友が2月末に帰省するので、そのときも黒潮本陣かどこかに泊りがけで行くかも・・。
山野草の種を見つけたら、時折、少し採取してぱらぱらしておくのですが、さすがにノジギクやタイキンギクまでは育てようとは思ったことがないのです。
今までにも内陸部でも見たことが何度かありますよ。
それにもちろん、室戸行きの国道の傍らでも(^_^;
でも、足摺のほうに行くと、見られないですね。
投稿: keitann | 2012-01-20 23:52
え~ちゃん、こんばんは。
鍋焼きラーメン、お腹が空いていたせいもあるけど、美味しかったですね。
書き忘れたけど、竹崎の卵焼きとおむすびまでゲットして帰ったんでしたね。
まさにB級グルメばかりを堪能して帰ったという感じでした。
一昨日登った大麻山の石段、すごかったですよ~。
でも、え~ちゃんなら一気で登れるかも?
首にかけていタオルマフラーがぐっしょり濡れたほど汗をかきましたよ。
投稿: keitann | 2012-01-20 23:56
こんにちは。
海を見て、温泉に入って、美味しいラーメンを食べて・・。最高ですね。いやあ、羨ましいです。
投稿: 多摩NTの住人 | 2012-01-21 19:28
keitann様 こんにちは
このシリーズのレポートを今になって始めからここまでを読み終わりました。
先ず「蟠蛇」という聞きなれない名前のことから調べていきました。そしてネット地図を開き、例によって足跡の後追いをしていました。
小生の地図では登山道が書かれていないようで、類推しながらの後追いですね。
そして送電線と林道との交点辺りから今回採った道がわかってきました。
この山は山頂付近以外は随分険しそうですね。
それで車道を歩いて山頂まで行かれたわけですね。
ところで地図上には無いのですが、送電線と車道との交点から送電線の下を100mくらい北上するとこの山の稜線に出ますが、そこからその稜線上を1.4kmほど西進したら山頂に出られそうですね。針葉樹がどのくらいの密度で生えているか判りませんが、もしかしたら好展望の山行が味わえるような気がします。
珍しいタイキン菊を鑑賞させていただきました。
コショウノキは三河で心当たりがありますので近いうちに訪ねてみたいと思いました。
投稿: ぶちょうほう | 2012-01-21 20:51
多摩NTの住人様、こんばんは。
この日は欲張り行動もいいところでした。
良いとこ取りという言葉がありますが、、まさに高知の良いところを堪能した感じの一日でした。
冬場はやはり一度は高知の山に登るのが最高です。
投稿: keitann | 2012-01-21 23:52
ぶちょうほう様、こんばんは。
蟠蛇ケ森は中腹まで人家や畑がありますので、昔からの里道と言いますか、車道ではなく、山を下から上へと登る細い生活道が何本も通っています。私たちは出来るだけ車道は歩かずに、車道を横切るようにして里道を上がって行ったのです。
ジグザグなどもほとんど切ってない直登に近い道ですから、登っていると汗びっしょりになるような急な坂道ばかりでした。
ヤブもそれほど濃くはないので、少々ヤブ漕ぎすれば、どのようにでも登れそうな山ではありました。
私たちが実際に上がったコースは同行された方がGPSのトレールをアップされていますのでご覧ください。
http://www.geocities.jp/reiko_suda/bandagamori240109.html
タイキンギクは終盤でしたが、何とか咲いている姿を見られて良かったです。
コショウノキについては、この山が太平洋に近いきわめて暖かい場所に自生しているので、こんなに早くから咲いているのでしょうね。
普通は3月ごろでないと咲かないような気もしましたが、早春の花には違いありませんので、ぜひ、お心当たりの場所を訪ねられてくださいね。
投稿: keitann | 2012-01-22 00:02
keitann様 再コメです。
ご案内のリンク先は偶然「蟠蛇ケ森」をネット検索したときに訪問し、「keitann様と似たような山行があるものだな・・・」と思っていたものでした。
その記事とkeitann様の記事は同じ山行だったのですね。
面白い経験が出来ました。
コショウノキを昨日見てきましたが、未だ蕾でした。
まだ2-3週間後になりそうでしたね。
投稿: ぶちょうほう | 2012-01-23 09:34
ぶちょうほう様、こんばんは。
蟠蛇ケ森で検索されたら、彼女のHPがヒットしたようですね。
いつもよく、山行にご一緒していただいている山仲間の方です。
同じ山行でも、表現の仕方は人それぞれと言うのがわかる例でもありますね。
コショウノキは2月初めにセツブンソウを見に行く岡山の某地にも自生しているのですが、その場所では2月初めでもまだまだ花芽が固かったと思います。
1月上旬に開花しているのはまさに高知でもひときわ暖かい場所だからでしょうね。
投稿: keitann | 2012-01-23 23:49