虎丸山に登る、その5、山頂
山頂は南に奥まっているため、瀬戸内海があまり見えませんが、三角点からは海が良く見えます。これは東側を眺めたものです。
こちらは西のほうを眺めた画像で、志度のほうが見えているのだと思います。
このときは山用のシャツも脱いで、長そでシャツ一枚ですが、それでも寒さはあまり感じません。
樹林帯の鞍部のようなところを過ぎたら、最後の急登にかかるはずです。
ヤブツバキの木が多いのですが、少し標高を上げただけですが、花は咲いていません。
最後の登りは尾根を直登していてきついからか、ロープが張ってくれてありました。
やれやれ・・・。
赤い鳥居があって、「速玉神社」と書かれています。
山頂の祠に、まずはお詣りしました。
虎丸公園から歩いたので、標高差400m弱を歩いたことになるでしょうか。
かなり広い小屋で、20人ぐらいは入れそうです。
普通の里山の山頂にこんな立派な休憩小屋があるのは珍しいことです。
雨が降ったり、天候の急変した時は助かりますね。
地元の方が熱心に整備されているようで、頭が下がります。
祠の向こう側に回り込むと、アセビがずいぶんたくさん生えていて、花芽も膨らんでいましたが、今年は寒いからかまだ咲いている花がありませんでした。
でも、先日の京都行で銀閣寺の裏山(大文字山の山裾)でアセビの花を見ているので、それほど残念な気はしません。
アセビは山ではごく普通に見かけるのですが、今まで実に気が付いたことはなかったような?
途中で買ってきたおむすびを食べた後、東のほうの眺めを楽しみました。
この山は東讃の龍王山のように思うのですが、今年は辰年なので、本来ならこちらに登るべきだったかもしれません(^_^;
手前に見えているのもすべてアセビです。
望遠レンズで東のほうをズームすると、鳴門辺りの橋らしきものが見えました。
15時25分、下山を始めます。
2月ともなると、日も長くなっているので、明るいうちに下山できるのは間違いありません。
keitann様 こんにちは
山頂に速玉様が祀られていたのでこれで熊野三山が揃い、ほっと一安心できました。
四国の海に近いところでこの高さなら立派ですね。
高度差400mを往復するのは丁度良い運動になりそうですね。
この山にも善意の面倒見の良いお方たちが居られるようで、こういう人たちの行為には頭が下がりますね。
立派な頂上休憩小屋もこういう人たちの熱意ある活動があればこそ設置がされたのでしょうね。
寝袋持参でここで一夜を明かし、日の入りと日の出を眺めるのも贅沢な楽しみでしょうね。
夜景なども美しそうですね。
投稿: ぶちょうほう | 2012-02-23 11:27
ぶちょうほう様、こんばんは。
熊野三山の一つが速玉神社だということさえ知らなかった無知な私です。(^_^;
香川からですと、熊野や吉野方面は行く機会が滅多にない場所ですので、人伝にでもそういう知識が入っていませんでした。
なので、今回は良い勉強になりましたよ。
山頂の小屋はさっぱりとして、テーブルや椅子も備えられていて、お昼を食べたりコーヒーを飲むにも良い場所のようでした。最近はどの里山も熱心に世話をされている方のおかげでリート整備も進んでいるようですね。
この山は余分な赤テープなどはありませんが、程よい心遣いがされていて、地元の人たちに愛されている山なんだな~ということが伝わりました。
そうですね、寝袋を持って来れば、夜景や日の出も綺麗に見えるでしょうね。
良いことを教えていただき、ありがとうございました。
投稿: keitann | 2012-02-23 22:26