虎丸山に登る、その4、三角点へ
沢を渡渉してすぐに、若いカップルが下山してくるのにすれ違いました。
荷物も何も持たず、橋のところにあった杖だけを手に持っているようです。最近は若い人の間でも山歩きがひそかなブームになっているようで、里山でも若い人に会うことがあって、嬉しいものです。
時間も遅かったので、この後は誰にも会いませんでしたが、静かな山歩きが好きな私には丁度良かったです。
最初は沢沿いの道を歩くのですが、途中で2,3度渡渉を繰り返します。と言っても、今の時期はほとんど水は流れてないし、渡る場所はちゃんと土砂で埋めてあって、何の心配もなく渡れます。でも、大雨が降った後などは水量が増えると思われるので、要注意です。
陽射しのあるところはまるで陽だまりハイキングみたいで気持ち良いです。
でも、歩いているとかなり暑いので、ウインドブレーカーは登山道が始まると同時に脱いでいます。
明るい陽射しの中で、モチツツジの花芽がかなり膨らんでいるのを見つけました。
確か徳島の大麻山の記事でも書きましたが、モチツツジの分布は香川の東と西で分かれていて、私が普段良く登る西讃の山には全然分布がありません。それが高松以東の山には分布していて、この虎丸山でもたくさん見かけました。
ちょっとわかりにくいですが、里山のお馴染みのコウヤボウキの綿毛も出てきました。
青空に赤い色が映えていました。
花はまだまだのようです。
香川の里山に多い白っぽい土です。
ということは、山頂には15時頃の到着かな??
ツル性植物に巻きつかれたためでしょう。
生きていたら、さぞ見事な花を咲かせるでしょうに・・・。
この辺りは展望はほとんどありません。
でも、これを登りきると展望が開けそうな感じです。
先ほどまでの急登は終わり、陽射しもあって、ここからはルンルン気分で歩きます。
これは西側の眺めで、見ているときはわからなかったのですが、先ほど調べると、本宮山が見えていたようです。
五剣山は独特な格好をしているので、どこから見ても良いランドマークになります。
遠そうに見えましたが、歩いてみるとそれほどでもないです。
尾根はどちらかというと痩せ尾根ですね。
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