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2012-03-19

バス旅行で山岳展望、その3、早朝の金沢散歩

旅に出ると、夜は何もしなくて良いので、日付が変わる前にバタンキューで寝てしまいます。当然ながら目覚めも早く、旅先では5時過ぎには目覚めてしまい、朝食前に散歩したり、山に登ったりすることが多いです。

金沢での朝は、母が5時前から起きていたこともあって、私も5時過ぎには起床。もっとも、前夜だって早朝5時40分の集合でしたから、4時半には起きていたので、無理もありません。

P31139734

朝食は6時45分からなので、その前にカメラと携帯、それにお財布だけ持って朝の散策に出かけます。

ホテル近くの広い通りに出てみると、百万石通りと標識に書かれていました。さすがに加賀百万石の城下町です。

先ずは通り沿いに歩いてみたのですが、何やらレンガ造りの古びた建物が見えるので、近づいてみると旧四高の建物でした。旧一高は東京に、そして旧三高が京都にあったことぐらいは知っていたのですが、四高は金沢にあったのですね。

P31139724 今は石川近代文学館となっているようです。

金沢は戦災に遭わなかったので、古い建物が残っているのですね。

P3113981 次に見えてきたのはしいのき迎賓館です。

建物の前に大きな椎の木が2株植わっていて、これが名前の由来のようですね。

この建物は旧石川県庁の建物だそうです。

裏に回ると、裏側は近代的な建築になっていました。

P3113980 椎の木についての説明です。

この椎の木は国指定の天然記念物なんですね。

シイは四国には多いですが、金沢のような雪の多い土地にも生えるものなんですね。

P3113974 百万石通りを隔てて向かい側には金沢市役所の建物があります。

木々は雪つりを施されていて、毎年、初頭になると金沢の雪つりの様子がTvnoニュースで紹介されますが、実物は初めて見ました。

P3113983 百万石通りを東へと歩いていくと、どうやらこんもりとした森が見えていて、これが兼六園のようでした。

でも、兼六園はお昼から観光する予定なので、ここで折り返して通りの反対側を歩きます。

早朝とあって、車も全然走っておらず、清々しい限りです。

P3113985

通りの横には、これは用水なんでしょうか?

こんな大きな通りの横にあるのは珍しく感じました。

P3113988 通りの南側にはギャラリーなど小さなお店が多いのを前日にバスの中からチエックしていました。

ギャラリーを見るのは若いころから大好きです。

これは?

毬のようですが、調べてみると金沢には加賀てまりと言うのがあるようですね。

P3113989 和菓子屋さんの窓にはこんな美味しそうな名前の和菓子がずらりと・・・。

朝6時過ぎで、まだお店が開いてないのがひじょうに残念でした。

P3113993 和菓子やさんの次はまたギャラリーです。

ここは可愛いお雛様を飾ってありました。

貝合わせもあって、興味津々でした。

P3113994 綺麗なお椀もあります。

手の込んだ細工にしてはお値段もそれほど高くなく、こちらも興味あったのですが・・・。

P3113996 こちらも漆器です。

金沢は伝統工芸の盛んな土地柄ですから、こういうギャラリーがずいぶん多いんですね。

そういえば私の教え子の中にも高松工芸高校から金沢工芸美術大に進んだ女の子もいましたっけ。

P3113997 少しあるくと今度は加賀藩御用達のお菓子屋さんがありました。

調べてみたら森八と言う和菓子屋さんのようです。

たった500mほど歩いただけで、ギャラリーや和菓子屋さんがたくさんあって、この日も朝から目の保養ができました。

結局、このとき見せていただいたお店では計物ができなかったのですが、次回はもっと金沢と言う町を歩いてみたいと思ったことでした。

名残惜しいのですが、朝食の時間が迫ってきたので、慌てて宿に帰ります。

コメント

keitann様 こんにちは
金沢という街には全く縁が無かったと思っていた小生ですが、こちらでご案内の兼六園には行ったことがありました。
つまり、金沢にも一度は行ったということになります。
しかし、町並みや景観の模様が全く記憶に残っていませんので、これは如何した事かと我ながら呆れている次第です。
おそらく大雪の日に社員旅行で訪れ、兼六園だけをみて、旅館に急いで行ってしまったと言う事なのでしょうね。

記事を読ませていただき、この町が相当シックなところであることが判り、見どころも盛りだくさんにありそうな気がして来ました。
加賀友禅というのもご当地なのでしょうね。

ぶちょうほう様、こんばんは。

私のほうも今までどういうわけか、金沢にはまったく行ったことがなかったのです。
9月の仙台行きで北陸道を走り、そのとき金沢付近のインターを走ったのですが、母が金沢に寄りたいと言っていました。時間がないので、もちろんそれは出来なかったのですが、どうやら母は本気で金沢に行きたいとその時から思っていたようです。
兼六園には白川郷観光の後、行ってまいりました。

しかし、兼六園だけでなく、金沢の町は戦災に遭ってないといううのが、どうやら重要なようで、町がしっとりとしていますね。私ぐらいの年代になると、町並みに古い建物があると、すごく落ち着くようです。
焼き物や漆器のお店やギャラリーが多いというのも気に入った理由です。それも小さなお店が多いですね。
社内旅行と言うのはその雰囲気が良くわかりませんが、親睦や飲み会と言ったものに重点が置かれているので、旅先を見て回るという雰囲気ではないのかもしれません。
今は個人でゆったりと町並みを眺めて回るというのもブームの一つになっているようですね。高度成長やバブルの時期とは、旅の在り方も変わってきたのではないでしょうか。
加賀友禅は祖母が私の結婚祝いとしてプレゼントしてくれたのが加賀友禅の留袖です。祖母の気持ちが今では良くわかるようになりました。

あ、山岳展望の件で、メールを送らせていただきましたので、どうぞよろしくお願いいたします。

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