春を探して、その3、ナガバノタチツボスミレとスズシロソウ
この日、最後に訪れたのは海辺の山です。
海辺の山は暖かいので、うまくするとスミレの仲間やスズシロソウなどが見られるかもしれないのです。去年も思ったより早く咲いていた場所です。
車を走らせていると、案の定、スミレが目に留まりました。
この冬は12月にスミレの返り咲きをずいぶん見たので、久しぶりと言う感じはしないのですが、それでも春一番に見るスミレは嬉しいものですね。
結局、この日のうちにナガバノタチツボスミレは10株ほど開花株を見ました。
スミレが咲きだすと、だれが何と言おうと、文句なく春が来たと言えますね。
スズシロソウも去年もナガバノタチツボスミレといっしょな日に見ています。
この山ではスズシロソウは開花時期が結構長くて、例年だと4月半ばごろまで見られます。
今年は寒くて、なかなか春が来ないな~と思っていましたが、いつの間にか春はすぐそこまで来ていたのでした。
いつもの群生の場所では早くも白い花があちこちで見られました。
ジンチョウゲの開花も、この日初めて目にしたのです。
先週、仙台から帰省していた親友とともに散策をした仁尾の町が向こうのほうに見えています。
去年もそうでしたが、今年も寒さのため、ツバキやスイセンの開花が遅れていて、まだしばらくは楽しめそうでした。
3月いっぱいは里山散策が忙しくなりそうな予感でした。
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