4月中旬の散策から、フデリンドウとホタルカズラ
3月から4月の初めにかけて、あちこちでフデリンドウの花芽を見つけました。
今年の冬は寒かったですが、雨が多かったからか野草の生育は順調のように思います。
ごく低山に咲くフデリンドウは桜の時期に見に行けば毎年咲いていると、経験から知りました。
少し高い山のフデリンドウはもちろんそれより遅くなります。
まだ花芽の一部が咲いているだけでしたが、それでもあちこちに咲き始めていました。
フデリンドウの花を一番最初に見たのは何年前でしょう?
10年近く前のことだと思います。その場所は今でも覚えていますが、その頃はまだ野草を見ながら山に登る人も少なかったと思います。歩いている人に「フデリンドウが咲いていますよ」と教えてあげても、皆さん、それほど興味を示さなかったような時代でしたね。
今は、誰もがデジカメを持っているので、そのことも野草ブームに拍車をかけているのでしょう。
香川の私が住んでいる地域の里山のあちこちでフデリンドウを見ていたものでしたが、盗掘されるのか、見る場所がだんだん限られてきました。それでも、今年はフデリンドウの花芽を数えきれないほど見ました。
10年ほど前にフデリンドウを見て、その後見かけなくなった山にも、もう一度咲いてないか確かめに行ってみたい気もします。
フデリンドウと同じく、きれいなブルーですが、こちらはもっと人目を引くブルーをしているホタルカズラです。
早くから株は見ているのですが、開花はやはり桜の咲くころぐらいからです。
こちらのホタルカズラはどういうわけ科、ブルーが少し変な色になっていました。
終盤になるとこんな色になるのでしょうか?
今度確かめて見なくては・・・。
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