海辺の山の桜
荘内半島にお花見に行くようになって、いったい何年経つのかしらん?
実家に近いのに桜の名所とはあまり知らなくて、しかも山すその町に叔母が住んでいたせいで、子供たちが小さい頃は夏に叔母に連れて行ってもらってた山なのでした。夏に行って、「桜の木だな~」とは思っても、お花見に来ることまで考えが及ばず・・・。
あれほど美しいものが好きだった叔母ですが、生前はこの山にお花見には誘ってくれませんでした。叔母が亡くなってからでも、もう7年ほど経つでしょうか。
少し風邪気味でしたが、4月12日は素晴らしい青空が広がったので、一人でお花見してきました。
毎年、同じような画像ばかりで恐縮ですが、山頂のもうひとつの駐車場から眺めた桜と粟島です。
見えているぽこぽことした山々は私のフィールドです。
ヤマブキも咲き始めていて、バックの山桜との取り合わせも綺麗でした。
平日でしたが、前日が雨で、この日は絶好のお天気だったので、これでも人が多いほうでしょうか。
私はいつも人の少ない時を見計らってきます。
でも、これほど満開の時に来たのは何年ぶり?と言う気がします。
咲き始めの時や散り始めの時にも良く来てますね。
三脚を立てている人がいて、熱心に撮影されてるのかと思ったら、測量をしてるのでした(^_^;
春らしく、島々が霞んで見えます。
石のベンチがいくつも空いていたので、おむすびを食べ、その後しばらくベンチで横になってお昼寝しました。
寝ころんだまま、横着して撮影した画像です。
昔は山に行く目的は「山でお昼寝すること」なんてことを、学生時代の仲間たちが公言してました。
それほど山とお昼寝は切っても切れないものでしたが・・。
桜の花の間からは小さな島(岩礁と言ったほうが良いかも)の灯台が見えます。
桜とこの水仙が一緒に咲いているのを始めてみました。
それほど今年は春が遅かったということでしょう。
そして、スミレや野草の類もずいぶん咲き残っていて、今まで一番見事なお花見でした。
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