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2012-04-10

4月上旬の散策から、ヤマシャクヤクの芽出しなど

一口に4月上旬と言っても、高い山と瑩山とでは山の様子も全然異なります。

低山では花盛りでも、標高1000mではまだ花の準備をしているものが多いですね。

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この時期、ヤマシャクヤクは葉の展開を始めているのが多かったですが、中には早くも花芽を上げているのもありました。

我が家にもヤマシャクヤクを植えているのですが、こんな状態から開花まで20日はかかりましたので、山での今年の開花は4月末頃になりそうです。

それにしても、赤みを帯びたヤマシャクの芽出しは、いつみても惚れ惚れとするほど美しいです。

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ヤマシャクヤクの花は山野草の花ではずいぶん大きい花ですが、逆にとても小さな花、セントウソウです。

この場所は日陰だったので、この小さな花は、私のレンズでは撮影が難しかったです。

いかにも早春の花らしい弱々しく柔らかそうな葉をしています。

オウレンダマシと言われるように、一見、セリバオウレンとよく似た葉をしていますが、セントウソウのほうは低山の何でもない場所にも良く見かけます。

ただ、葉は多いのですが、必ずしも全部の株が開花するわけではないようです。

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セントウソウに負けず劣らず小さな花、カテンソウもこの日見かけました。

3月末に高知で見かけた株はどれも雄花が咲いてなかったのですが、今回は雄花が咲いているのが数株ありました。

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突き出た先に白くなっているのが雄花だそうで、午後の暖かい時間帯に花粉を飛ばすそうです。

見てみたかったですね。

次回はカテンソウを見つけたら、じっくり腰を据えて眺めるとします。

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アセビの花も、2月に京都の銀閣寺で見て以来、山では一向に開花株を見なかったのですが、4月に入るとようやく山でもアセビの咲いたのを見かけるようになりました。

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アセビとは一字違いですが、アケビの花も同じ日に今年の初見の花を見ました。

3月20日ごろに県内の山で見たときは、花芽がまだ固そうでしたが、桜の時期になると一気に咲きあがってきますね。

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