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2012-05-26

012年、ヒカゲツツジのお花見、その2、イシヅチザクラ

アケボノツツジばかりに気を取られていたのですが、ふと近くを見てみたら、山桜とは違う樹高の低い木で花もすごく小さいサクラが咲いているのが見えました。

これは名前だけは知っていたイシヅチザクラに違いありません。

今まで東赤石の山頂直下などで、イシヅチザクラの木や果実は見たことがあったのですが、花を見るのは初めてです。

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検索に寄れば、「タカネザクラとキンキマメザクラの中間的な形状であり、両種の自然交雑種に起源を持つ種といわれている。4月下旬から5月上旬まで、枝先に花序を出し、白色の花をつける。蜜腺は葉柄の上部につく。四国の固有種。」とあります。

タカネザクラは私が毎年のようにアルプスで見ているミネザクラのことであり、キンキマメザクラは名前でしか知らないのですが、下向きに花をつける山桜のようです。

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イシヅチザクラもどちらかというと下向きに咲いているようでした。

とにかく花が小さくて、普通の山桜の花よりも一回り小さい花が印象的でした。

これほど可愛いサクラとは知りませんでした。

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瓶ヶ森にはこのイシヅチザクラがある程度まとまった咲くようなので、来年こそはぜひイシヅチザクラを見るために瓶ヶ森に立ち寄りたいと思いました。

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足元にはワチガイソウの群生も咲いていて、上を見たり下を見たりと忙しいです。

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登山口までもう寄り道はしないでおこうと思っていたのに、子持権現がピンクに染まっているのを見たら、また車を停めてしまいました。(^_^;

子持権現の後ろに見ている巨大なドームは筒上です。

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ここまで来ると手箱道場も見えていますね。

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もちろん、石鎚の雄姿も目の前にど~~んと見えています。

ここから石鎚が見えたのは、私としては結構久しぶりでした。

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瓶ヶ森の斜面にもアケボノのピンクが見えました。

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瓶ヶ森と林道を振り返ってみたところです。

この辺りはガスがかかることが多いのですが、この日の朝はガスひとつ雲一つ見えませんでした。

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結局、土小屋に着いたのは8時25分ごろのことでした。

画像は土小屋駐車場からの石鎚です。

土小屋の駐車場はすでにほとんどが埋まっていましたが、何とか駐車することができました。やはりアケボノツツジの時期に少し遅いとはいえ、この季節の石鎚は県外からもたくさんの人が訪れるようです。

登山口に履き替えたり身支度をしたりして、歩き始めたのは8時50分のことでした。

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先ずは岩黒山目指して歩きます。

コメント

keitannさん、こんばんは。

イシヅチザクラはミネザクラとキンキマメザクラの自然交配種ですが
キンキマメザクラは四国では見当たらないですよね?
キンキマメザクラの分布は北陸から近畿・中国地方なのに
自然交配したイシヅチザクラは四国だけで見られるなんて不思議ですね^^)

k2さん、こんばんは。

キンキマメザクラの分布を検索すると、確かに四国には分布がないようですね。
とはいえ、イシヅチザクラの起源は氷河期まで遡るとありますので、それほど古い話となると私たちの考えが及ぶところではないのかもしれませんね。
ミネザクラも私が見た限りでは四国では見ないように思います。
樹木については、まだまだわからないことや不思議なことが多いですね。

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