今年も筒上でゴヨウツツジのお花見、その7、鎖場を下る
山頂では、ゴヨウツツジを見に来たいといっていた高校時代の友人や、10日前に岩黒まで一緒に登ったMさんにゴヨウツツジの写メを送ったりしていましたが、帰りの道中が長かったことを思い出し、そろそろ下山しなければと重い腰を上げました。
下山を始めたのは13時30分です。
何とか16時までには土小屋に下っていたいものですが、さてさて?
筒上の南側山頂直下から眺めた県境尾根です。
シャクナゲやらオオカメノキらしき花が咲いているのが見えますが、ここも例年より花が少なそうな感じでした。
望遠レンズで引き寄せると、オオカメノキの白、ヒカゲツツジの黄色、そして終盤ですがアケボノツツジなども見えていますね。
フモトスミレが一輪咲いていますが、ここは麓ではなく、筒上の山頂なのでした(^_^;
ネーミングに偽りあり、ですね。
歩を進めると、次第に県境尾根の向こう側にこんな稜線が見えてきます。
地図で確認すると、椿山と言う名の山のようです。
この山にははたして、人は入っているのでしょうか?
名前は魅力的ですね。
霞んでいますが、雨ヶ森が見えてきたので、歩くのをやめて眺めます。
ここから見える谷に安居渓谷からの登山道が通じているようですね。
私の持っている菖蒲ウ社の古いほうの地図にはコースタイムがありませんでしたが、新しいほうを見てみるとコースタイム2時間で手箱越まで登れるようです。
谷の向こうのほうに建物の屋根のようなのが微かに見えています。あれが安居渓谷に建っていた建物のようです。
もっと空気の澄んだ日なら、はっきりと見えるでしょうね。
近いので、こちらは良く見えます。
筒上の南側もこんな断崖絶壁になっているのですが、途中の岩場に可憐な色のシャクナゲが咲いていました、
まさに手の届かない高嶺の花です。
眼下に広がる樹林の中にもこんなに花つきの良いシャクナゲの花が見えています。
人知れぬ場所で咲く花は、どれも根を踏まれることがないからか見事に咲いてますね。
結局、10分ばかりも立ち止まってあちこちを眺めていたでしょうか。
単独だと、自分の好きなように時間を使えるのが良いですね。
皆さん、手箱を先に登ってこられたのだと思います。
下には手箱道場が視野の中に入ってきました。
手箱への取りつき辺りにもゴヨウツツジがあるのですが、この日は時期が早かったからか、あまり見えませんでした。
望遠で撮影したこの画像に写っている白い花ももしかしたらオオカメノキの花かもしれません。
鎖場に下りようとしたら、7,8人のパーティーの方が登ってこられたので、最後の方が登られるまで待ちます。
鎖場の下り始めのところに、ヤマグルマの木が見えました。
これを撮影したら、カメラはたすき掛けにして、鎖場で邪魔にならないようにします。
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