ササユリを見に、泉山へ、その5、思いがけない出会いそして下山
これが津山高校の山小屋のようですね。
山小屋まであるなんて、高校山岳部としては恵まれた山岳部ですね。
手前でカーブしているのが登山道ですね。
ご夫婦が後ろからやってこられたので、先に行っていただきました。
最初は山頂にあまり人がいなかったので、人気のない山かと思っていたら、お昼ぐらいからはかなりの人にすれ違ったり抜かれたりしました。
考えてみたら、大半の方は泉嵒神社のほうから登られているのでしょうし、そのルートは距離が長いので、山頂付近に達するのはどうしても昼ごろになるようです。
本日の稜線歩きはここまでです。
井水山山頂には30人ほどもの人がいて驚きましたが、これは団体さんだったようです。
取りあえず、この井水山でお昼ご飯を食べることにしました。たくさんの人がいるので、仕方なく山の斜面に腰を下ろしたところ、こちらを見ている男の方がいるのに気づきました。
??と思っていたら、「もしかしたら、〇〇さんじゃないでしょうか?」と尋ねられて死ぬほど驚きました。顔を見てもどなたか思い出せなかったのですが、名前を名乗っていただいてわかりました。
丁度その一週間前に山友達の方に山野草展で紹介されたばかりのFさんでした。
私のほうは人の顔を覚えるのが苦手だし、普通の服装と山の格好とでは雰囲気も違うので、全然わかりませんでした。
撮影した植物の中で名前がわからないのがあるので教えて欲しいと言われて、撮影済みの画像をモニターで見せていただいていたら、その中にササユリの画像がありました。
Fさんは泉嵒神社のほうから登ってこられたそうで、お話を伺うと、登山口から少しのところでササユリが咲いていたそうです。
ならば、一旦下山して、泉嵒神社から登り返してササユリを見ようということになったのです。
いつの間にか団体さんは山頂方面へと出発して、井水山には私たちだけになっていました。
Rさんがクーラーに入れて運び上げってくれた良く冷えたノンアルコールビールを二人で美味しくいただきました。
泉嵒神社から登りかえすつもりなので、何となく気が急きます。
すると、ここで先ほどの団体さんが今から出発と言うところでした。
団体さんはどうやら泉嵒神社から登って、笠菅峠まで縦走するようです。
「泉山」と笹で刈り込んだ文字のところをちょうど登って行かれる団体さんたち・・。
この光景、何となく一ノ森から剣山への登りを思い出しました。
それにしても30人とは、1つのパーティーにしてはちょっと人数が多すぎですね。
登りで休憩した場所で、小休憩を取ったところ、団体s何尾リーダーの方から「先にって下さい」と言われましたので先行させていただきました。
反射板の横は14時6分の通過です。
下りではほとんど写真を撮ることもなく、せっせと歩きに専念したら14時32分に笠菅峠の山道の登山口に着きました。
登りでは感じなかったのですが、笠菅峠からの最初の登りは結構な急坂でした。杖をお借りしてほんとによかったです。
画像に写っている方は私たちの後ろを歩かれた団体さんの方です。道標を撮影したら写ってしまいました。申し訳ないです。
結局、下りは井水山から笠菅峠まで2時間のところを1時間半で下ってしまいました。撮影をしなければ結構な速さで歩けるものですね。
〇〇登山塾の方たちのようでしたが、最近は山登りの塾なるものまであるんですね。
さて、靴を山靴からウオーキングシューズに履き替えたら、出発です。
国道179号まで出てきたら、道の駅が直ぐにあるので、ここでソフトクリームをいただきます。
暑くてたまらないというほどではないですが、山歩きの後は冷たいものが欲しくなる季節になりました。
泉嵒神社の登山口まで車で走ったら、あとはササユリを探すだけです。
最初に目についたのはブルーのヤマアジサイでした。
良い色でした。
葉の枚数が少ないようにも思いますが、これはクルマバツクバネソウですね。
結局、稜線で咲く姿は見ることができませんでしたが、それでも最後にこんな綺麗な姿を見ることができて満足しました。
ササバギンランは花よりも葉のほうが上にあると聞いていたので、すぐにわかりましたが初見でした。
ギンランより大きいですね。
山としてはこじんまりとまとまった山と言うイメージでしたが、花の種類もまずまず多くて、小規模ながらも稜線歩きの雰囲気を楽しめる良い山だと思いました。
こんにちは。
偶然の出会いはあるものですね。
今回は団体さんにちょっとやられてしまったようでうsね。確かに30人は、小学生の遠足になりますね。
クルマバツクバネソウは見てみたい花です。
投稿: 多摩NTの住人 | 2012-07-04 09:10
多摩NTの住人様、こんばんは。
たった一週間前に初めて会った人に、岡山の外れにある山でまさかお会いしようとは思いませんでした。
意外と世間は狭いものですね。
というか、中四国では花の好きな人間は同じ場所に集まるということかもしれません(^_^;
30人の団体さんは、山頂で全員休憩されると、他の人の居場所がなくて困ったりしますね。
インストラクターを少し増やしてせめて10人ちょっとまでのパーティーにするべきだと思います。
クルマバツクバネソウはアルプスではたまに見かけます。普通は葉がもう少し多くて7枚とか8枚あるものですが、今回は5枚でした。でも、花の造りが普通のツクバネソウとは全然違いますので、クルマバ…だと思います。
投稿: keitann | 2012-07-04 22:57