8月下旬の散策から、その2、マキエハギ、ワレモコウ
マキエハギと言うのは名前はずいぶん前から知っていたのですが、実物は見たことがなかったのです。
それが、散策中に今まであまり見たことのないハギを見かけました。「これがもしかしたらマキエハギ?」と思っていたら、帰宅して調べたところ、マキエハギで間違いないようです。
マキエハギと言う名から漢字では蒔絵萩と書くのかな?と思っていましたが、やはりそのようですね。
花の色から蒔絵を連想すると書いていたサイトもありますが、むしろ葉の形や草姿の優美さは、蒔絵に取り上げられることもあったのではないかと、私なりに考えました。
草丈も低く、他の雑草の中に紛れて自生していましたが、環境が合っているのか3~4株ほど見られました。
今日はたまたま高知に野草散策で行っていたのですが、高知でもマキエハギを見ることができました。
高知と徳島ではマキエハギは絶滅危惧Ⅰ類なんですね。
香川ではそれほど珍しくないものでも高知や徳島では珍しかったり、それとは逆のことも良くあり、植物の生育はその土地の気候や地質に大きく左右されるというのが、実感されます。
マキエハギは乾燥にも強いようですから瀬戸内の乾燥した気候には合っているのでしょう。
暑いと言っているうちに、植物は確実に秋の花に移っています。
ワレモコウの背景の真っ青な空を見ても、秋の空だな~と思います。
そろそろキキョウやミヤマウズラも見に行きたいのですが、まだ35℃近い猛暑が続く中、低山歩きが出来るかどうか?
でも、頑張って見に行こうと思っています。
keitann様 こんにちは
マキエハギという名前を初めて知りました。
そんな名前を知ったのはこの記事の御蔭です。
しかし、その姿を見るのはこれが初めてではない可能性もありますね。
貴重なものをありがとうございました。
これからの山歩きでは気をつけてこの花を探して歩いていきたいと思います。
この土・日に東三河の里山歩きを目論んでいましたが、あまりの暑さ続きでそれを断念してしまいました。
やはり、日射病・熱中症が怖いですからね。
オミナエシが待っていてくれるか心配になりました。
投稿: ぶちょうほう | 2012-08-26 14:29
マキエハギは初めて聞く名前です。
西日本に多いのでしょうか。。
素敵な花です。
葉も細い糸のような(??)物もなか優雅に見えます。
投稿: tkomakusa1t | 2012-08-26 18:44
ぶちょうほう様、こんばんは。
マキエハギ、名前も優雅ですが、実物も花は小さいながらも草姿が優美ですよ。
ハギの仲間もいろいろあって、私も苦手でなかなか覚えられませんが、マキエハギは見たらそれとお分かりになるのではないでしょうか。
県によっては絶滅危惧種になっているようです。
私もキキョウとミヤマウズラを見に行きたいのですが、こちらも猛暑続きで、ついつい行きそびれています。
今週中にでも、時間と天候の兼ね合いを見て、出かけたいとは思っているのですが・・・。
オミナエシはそろそろ咲いているように思いますよ。
投稿: keitann | 2012-08-26 23:11
komakusaさん、こんばんは。
マキエハギはどこででも見られるというわけではないようです。
私が今回見た場所はタヌキマメやワレモコウなども咲いている場所ですから、草刈などが適切に行われている場所です。
綺麗な三枚葉と細い花柄のおかげで優美に見えるのかもしれませんね。実際は小さな花ですから、地味といえば地味ですが・・・。
投稿: keitann | 2012-08-26 23:17
こんにちは~ ショウジョウハグマをググっているうちに
こちらにたどり着きました。
持っている萩の花の名前がわからなかったのですが
アップされている マキエハギだとわかりました。
山野草さんから購入したショタイソウの苗に種が飛び込んでいたらしく自然に芽生えたので名前が不明のままだったんですよ。
keitannさんの素敵なお花、また見せてくださいね。
投稿: haniwa | 2012-09-01 14:29
haniwaさん、こんばんは。
たまたま私のブログに飛んでこられてマキエハギの名がお分かりになったんですね。
そういうこと、私もたまにありますよ。
花の名前がわからないときでも、しばらくしてからどこかに掲示板でふと見かけたりするものですよね。
慌てて調べてもわからないときはしばらく置いておくと、そのうち何かの縁で名前がわかったり・・・。
結構珍しいハギのようなので大事にされると良いですね。
私の庭にも、どこからやってきたのかわからない山野草がいろいろ生えてきて花を咲かせていますよ。
投稿: keitann | 2012-09-02 23:27