1週間後のスミレ散策にて、ハグロシハイスミレ、ヒナスミレなど
この山域でハグロシハイスミレらしきもの見つけてから、もう6年ほど経つでしょうか。
今年は出ているだろうか?と先週探してみましたが、それらしき個体が見つかりませんでした。
今回は何とかそれに近いものがありましたが、それでも葉があまり黒くなくて満足できるようなものではありませんでしたが・・。
スミレの花も葉も2つずつ見えていますが、葉は少し赤黒味を帯びた色です。
最初に見たときは、こんなシックな色をしたスミレがあるということにかなり興奮したのを思い出します。
こちらはシハイスミレですが花弁がぼってりとして距が細くて、私の好きなタイプの花です。
ヒゴスミレも今回はあちこちで見られ、この場所では数十株が咲いていました。
1週間前にも咲きはじめたばかりという感じでしたが、今回もまだ初々しかったです。
そして、今回、初めて、ヒゴスミレに鼻を近づけてみたら良い香りがあるんですね、今まで香りを確かめてみたことがなかったのは迂闊でした。
ヒゴの株の下に紫色のスミレがみえるのはナガバノタチツボスミレみたいです。
この場所にはクロバナアケボノ、ヒゴ、アカネ、ナガバタチツボの4種類のスミレが入り混じって咲くわけです。
葉の裏はシハイスミレほどではありませんが紫色を帯びています。
傍に見えている双葉はヒナスミレの双葉?
ヒナスミレの葉を近くで見ると、こんなに毛が生えているんですね。
可愛い顔にちょっと似合いませんが・・・。
香川の標準のスミレと思っているナガバノタチツボスミレも標高900mまで咲きあがってきています。
今日はたまたま岡山の山に行ってきましたが、香川の山はスミレの種類が割合と多いような気がします。
1週間前には気づかなかったものに、セトウチウンゼンツツジの開花があります。
少しは咲いていたかもしれませんが、今回は見事に咲きあがった株が見られました。
躑躅の種類が多いのも四国の山の特徴かと思います。
もとはシロバナウンゼンツツジと言っていた種類ですが、何年か前にセトウチウンゼンツツジと言う名前になったようです。
小さな白い花がびっしりと咲きあがって、私の好きなツツジです。
これは一瞬ウリハダカエデの花かと思いましたが、よく見るとちょっと違っていました。
後で調べたところ、ウリカエデの花のようです。
名前も花も良く似ています。
トリガタハンショウヅルは一週間経って、ようやく本格的に咲きはじめました。
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