4月中旬の樹木…コショウノキ、ウグイスカグラなど
5月半ばに見た樹木の花にコショウノキの花があります。
1月に高知の太平洋岸の山で開花しているのを見たこともあるのですが、香川の山ではさすがにそれほど早くは咲かず、4月半ばに咲くのですね。
岡山のセツブンソウ自生地の近くでも良く見かけますが、セツブンソウの季節にはとうてい咲くはずもなく・・・・。
今年はコショウノキの花を見そびれるかと思っていたら、4月になって、しかも県内出見ることができたのは嬉しい限りでした。
それでも、株がたくさんあるわけではなさそうで、貴重な木だと思いました。
花のつき方からわかるとおり、ジンチョウゲ科の花です。
名前の由来は果実がコショウのように辛いからということだそうですが、果実はまだ見たことがありません。
赤い実と独特のつやのある葉から、アリドオシの仲間とはわかりました。
ツルアリドオシはよく見るのですが、こちらはちゃんとした木です。
ツルがつかないアリドオシでした。
アリドオシはかなり前に室戸岬の傍の山を歩いていて見たことがあります。
その時は冬でしたが、赤い実は春まで残るようですね。
目で見たときはトゲを確認してアリドオシと思ったのですが、画像にトゲが写ってません。
トゲの長さでオオアリドオシとアリドオシが区別できるようですが、葉の形からアリドオシだと思いました。
ウワミズザクラはうんと山に行かなければ見られないと思っていたのが、最近は結構里山でも目にします。
春先に訪れた里山ではまだ開花してなくて、ウグイ市神楽だけを見るためにもう一度行くのはちょっと面倒だったのです。
ここで、出会えようとは・・・。
今度から、こちらに来ればコショウノキとウグイスカグラがセットで見られそうですね。
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