花の伯州山へ、その3、イワウチワ
去年は下山の時に気づいたのですが、今年は登りで見つけることができました。
カエデの仲間もいろいろあって、なかなか名前が覚えられず困りますが、花の咲いている時期はそれでも比較的わかりやすいですね。この赤い花を咲かせるハウチワカエデは四国の山では見たことがありません。少し前に金比羅さんの裏参道を歩いていたら、この見覚えのある赤い花を見たのですが、植栽されているのは見かけます。
カエデの花って緑色や黄色いのが多いのですが、赤いのは珍しいし綺麗です。
四国では標高1200m辺りからブナが出現しますが、ここでは標高700mちょっとですでにブナが見られます。
それでも去年はブナがすでに青々としていましたから、今年は去年より季節の進み具合が遅いでしょうか。
すでに新緑と言ってよい色です。
因みに去年の伯州山の記事はこちらです。
これがこの日のメインの花です。
この時期伯州山に登る方のお目当てはたいていこの花のようですね。
ここからは迂回路があるので、そちらを登ることにしました。
ほぼ山陰と言ってよい場所ですが、葉があまり細長くないので、スミレサイシンだと思います。
そして、去年登った時はスミレサイシンの花はほぼ終盤であまり綺麗な個体がなかったように思うのですが、今年はまだまだ咲き初めでした。
花が開花した後も、葉のほうはまだ完全ン委は展開しておらず、くるりと巻いた状態で、これがスミレサイシンの仲間の特徴です。
トリミングすると、ちゃんと花も咲いていますね。
コメント