ブナの新緑の皿ヶ嶺へ、その6、カツラの大木
皿ヶ嶺は人気の山なので、花の時期はいつも10人やそこいらの人がいます。
上林峠から階段を上り詰めた林の中で、後から来られたパーティーに先に行っていただきましたが、そのパーティーにまたお会いしたので、お尋ねしたら、岡山から来られたとのこと。本州からもわざわざ来られるとは皿ヶ嶺も全国区の山になりましたね。
私たちが伯州山や朝鍋鷲ヶ山に今年は連続で登ったとお伝えしたら、向こうも驚かれてましたが(^_^;
皿ヶ嶺の山頂からは、大川嶺が良く見えていました。
向かって左には中津明神山が見えていて、肉眼では中津明神山のレーダーもはっきりと見えています。
いつか、あの辺りも行かねばな~などと思いながら眺めます。
立木が邪魔をしていますが、木の向こうに見えているのが中津明神山です。
その下に広がるのは久万の町並み・・・。
画像を拡大して確認すると、萼片が4枚なので、ツクバネウツギです。
この日は照り付ける陽射しが暑いぐらいなので、木陰でお昼にしました。
出発時刻は12時8分。
チゴユリの花が一輪だけ咲いていました。
先ほどからチゴユリの株は見ていたのですが、やっと花が咲いた株が出てきたという感じでした。
我が家でも5年以上前に植えた株が増えて増えて困るほど、強い植物ですね。
でも、花は清楚で可憐です。
このミツバコンロンソウは、あまり他の山ではm内容に思うのですが・・・。
山はどこもかしこも新緑で、緑の濃さの差はあっても、気持ち良いことこのうえなし・・・。
ジロボウエンゴサクだかヒメエンゴサクだか紛らわしいエンゴサクが咲いています。
しばらく見ていたら思い出しました。
そうそう、これはチドリノキなんですよね。
チドリノキはカエデ科カエデ属なんですね。
花もそういえば、カエデの花に似ています。
はっきり咲いているとわかる綺麗なツクバネソウに出会いました。
いよいよ道は下りにかかりますが、樹間から遥か下の民家が見えているのが、ちょっと不思議な眺めです。
コガネネコノメソウといっしょに咲いています。
トップを歩くEさんが何やら大きな木の株もとで見上げています。
今まではもっと早い時期に皿ヶ嶺に来ていたので、芽吹き前の木を見てもカツラとは気づかなかったんですね。
皿ヶ嶺にこんな大きなカツラがあるとは初めて知りました。
若葉の色も木の種類によって違うものですね。
足元に目をやれば、今度は草丈5センチほどのミツバコンロンソウ・・・。
樹高15mほどのカツラの大木も見れば、足元には小さな草花・・・・春はほんとに忙しいですね。
登りで見かけたシコクスミレヶここでも咲いていましたが、標高が高い分、登りで見たのより綺麗な花でした。
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