カワラサイコとタカトウダイ
6月下旬とは言うものの、10日ぐらい前にすでに見ていましたが、カメラを持たずに通過すること数回、今日こそはとカメラを持って出かけました。
市内の川の土手にたくさん咲いています。
でもそれ以外の場所ではあまり見ないのが不思議・・・。
カワラサイコと言う名がついているだけあります。
手前から群生している様子を撮りました。
川の土手の車道沿いに、ところどころまばらではありますが、数百メートルにわたって咲いています。
黄色の色がちょっと淡目なので、この花が咲いていると、車で走っていても爽やかな気分になります(^_^;
今日は少し風があって、おまけに川沿いは風を遮るものがないので、花も葉もゆらゆらと揺れてなかなかピントが合わず困りましたが・・・。
何とかピントが合っていた画像から葉の部分を切りぬきました。
羽状複葉の葉ですが、キジムシロの葉とはかなり様子が違うので見間違うことはありません。
花の時期もカワラサイコは6月~8月だそうです。
県によっては絶滅危惧種になっていることも多いようです。
こちらはトウダイグサの仲間で、タカトウダイです。
春に咲くのがナツトウダイで、夏に咲くのがタカトウダイというのもややこしい話ですが、タカトウダイは名の通り、ずいぶんひょろ高い植物です。
今日見かけたものも、1m近くある個体も結構ありました。
黄色いのが花のようですが、肉眼だと小さくて見えにくく、こうして画像にしてモニターで見るほうがよほどはっきりと見えます。今日はトレーニングと思い、暑い中、市内の低山を5合目ちょっとまで登ったのですが、この時期に登ることは滅多になく、タカトウダイの花をきちんと見たのはこれが初めてのように思います。
この山では割と普通に咲いている花ですが、他の山ではあまり見かけないようにも思います。
暑い時期は低山に登る機会が極端に少ないので、見てないだけかもしれません。
この花も県によっては絶滅危惧種のようですね。
スラリと伸びた茎のてっぺんで輪生の葉が5枚見えます。
ナツトウダイやトウダイグサに比べると、何ともスマートな植物ですね。
この株には果実らしきのも見えるように思うのですが・・・。
もう少し意識してきちんと撮影しなくてはいけませんね。
派手さはないですが、画像にするとなかなか味わいのある花です。
こんにちは。
カワラサイコは多摩NTでは見られない花です。
河原と言えるようなところは、多摩川あたりまで行かないとありません。
数百メートル続いているというのはすごいですね。
投稿: 多摩NTの住人 | 2013-06-30 18:34
多磨NTの住人様、こんばんは。
カワラサイコは、いくつかの都道府県で絶滅危惧種になっているようですね。
香川は乾燥した場所が多いので、カワラサイコのような乾燥を好む花は残ってくれるようです。
去年も見に行きましたが、今年は去年よりも一段と株数が増えていました。
5月から6月にかけて、雨が少なかったのが良かったのかも知れません。
投稿: keitann | 2013-06-30 23:04