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2013-08-05

新穂高~槍~上高地、その18、槍沢からの槍

上高地まではコースタイムで約7時間。

それは別にかまわないのですが、新穂高に置いてきた車を回収するためには遅くとも上高地発16時のバスに乗る必要があるというので、気分的に焦りがあります。

とはいっても、最初はのんびりムードで下りました。

P7199909

アップし忘れていたミヤマオダマキ画像をまずはトップ画像にしましたが、これは5時10分ごろの撮影です。

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下り始めは6時5分でした。

槍ヶ岳山荘のすぐ前についている道を下ります。

たぶん、槍ヶ岳に訪れる人の半分以上はこのルートを登ってくるんでしょうね。

P7199919

道はジグザグを切ってあって、まずは大喰岳方面に歩くような感じについています。

スケールの大きな眺めの中を歩くのは、気分も壮大になります。

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たちまち、赤屋根の槍ヶ岳山荘が小さくなってきました。

それにしてもすごい場所に建てたものですね。

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槍はまだかなりの大きさで見えていますが・・・・。

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殺生ヒュッテの高さまで下ってきました。

殺生ヒュッテまで下りのコースタイムは20分、登りは倍の40分になっています。それだけにかなり苦しい登りなんでしょうね。

 

P7199934


飛騨沢のほうでは見なかったように思うミネズオウがここで咲いていました。

これも高山の岩場の花ですね。

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殺生ヒュッテへの分岐通過です。

分岐通過は6時25分。

 

P7199946

この山行を通じて初めての雪渓歩きです。

飛騨沢方面は雪渓の上を歩くか所は一つもなかったですが、こちら槍沢方面は数か所のトラバースがありました。それでも危険を感じるような場所はあまりなかったです。

去年まではストック1本だったYさんも、今年はダブルストックに変わっていました。

P7199954

後ろから来られる緑のウエアの方は単独男性ですが、ストックは携行されていませんでした。

なくても歩けなくはないですが、やはりダブルストックがあったほうがバランスとりやすいです。

P7199955


坊主岩小屋を6時52分に通過します。

ここで、幡隆上人が修行されたそうです。

P7199959

真っ青な空に屹立する槍の頬先・・・。

この天候では下りは良いですが、登りの人は暑さで大変でしょう。

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少し下ったところで、休憩を取りました。

長丁場の下りに備えて、鴻江ベルトと言うサポーターの一種を膝に装着します。実は赤石縦走の時にも持参していたのですが、装着し忘れて、膝痛が途中から出てしまいました。

今回は新穂高からの一日目に使用しましたが、その時は登りだったので、締め付けすぎてかえって蒸れてしまい、かゆくなってしまったので、2日目は使用していません。

この日の長丁場の下りで効果を発揮してくれると良いのですが・・・・。

P7199971

10分ほどの休憩の後、再び歩き始めると、雪渓をトラバースする箇所がありました。

ここもステップをかなり切ってくれてあり、歩きやすいです。

P7199972

 

この付近、かなり雪が残っていますね。

P7199974

 7時20分ごろには森林限界より下に下ってきたとみえ、ダケカンバの株があちこちに見えてきました。

P7199975
この辺りが地図中の水場だと思いますが、バックには赤沢岳が見えているのが、赤沢岳よりかなり低く下ってきました。

 

P7199979道は東に向いて下っているため、上を見上げても槍の穂先が見えなくなってしまいました。

P7199980それにしてもたっぷりの雪で驚きます。

P7199982下のほうで沢がカーブしているように見えるのが大曲かな?

 

P7199984シナノキンバイの花が出てきました。

何か昆虫がとまってますね。

P7199985
キバナノコマノツメも群生で咲いています。

P7199986シナノキンバイが咲く道を下って行くのですが、この頃になると、登りの人たちをそろそろ見かけるようになりました。

 

 

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