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2013-09-27

秋晴れの寒風山に登る、その5、ダイモンジソウ

寒風山は岩場の多い山でもあります。

登山道も岩場近くを少しだけ通るのですが、梯子などが設置されていて、安全に登ることができます。岩場ではダイモンジソウが咲いていました。終盤に差し掛かった花ですが、とりあえず撮影します。

今日は展望が良いので、花は帰りに写すとして、まずは天気の良いうちに山頂へ行くとしましょうか。

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 この日は予報でも快晴と出ていたので、登山者もまずまずいるようで、後から単独男性の方が追い付いてきました。なんでも自転車を使ってあちこちの山を縦走されているそうで、四国の山道はほぼマウンテンバイクで走破されたそうです。この日は時間が遅いので、笹ヶ峰まで往復されるとか。5分ほど、一緒に話しながら登って行きますが、私のほうはアサマリンドウやらほかの花がどんどん出てくると、いちいち止まって撮影するので、単独男性の方には先に行っていただきました。花がなければ、もう少し早出して、笹ヶ峰まで歩いてみたいものですね。

 

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↑ やがて、笹ヶ峰とちち山がしっかりと見えてきました。

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ちち山から視線を東にずらすと、こちらは朝から何度も見ている冠山。

そして、その背後には先ほどからも少し見えていて平家平が、ここでははっきりと姿を表します。

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これはガマズミかな~?

毎年、秋が来るたびに、ガマズミとミヤマガマズミ、コバノガマズミの復習をしなければ、見分けがつかなくなるのです(^_^;

 

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そして、ここでもアサマリンドウが・・・。

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去年、登山道わきの踏み跡を辿ったら、展望の良い場所があったので、今年も登ってみました。と言っても、登山道からほんの10秒ほど逸れるだけですが・・・。

先ずは西黑森の向こうに瓶ヶ森がはっきりと見えます。桑瀬峠からは、視力の良い人しか見えないぐらいの大きさだったのが、ここだったら、だれにでも見えます。

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望遠レンズで瓶と西黑森をズームしてみました。

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子持権現もズームします。

ここから子持権現を確認したのは初めてのような?

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足元に目をやると。ここにも朝日を受けてアサマリンドウが咲いていました。

伊予富士への道にはアサマリンドウが多いと思っていたけど、季節を選べば、寒風山への道にもこんなに咲いているものなんですね。

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登山道に戻ると、目の前にはかすかに黄葉しかけたブナが立っていました。

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南の方角には桑瀬峠辺りからも眺めたR194が見えましたが、ここまで来ると、木の香温泉もはっきりと肉眼で見えます。

その向こうに少し霞んだように見えるのは稲叢山です。肉眼では鉄塔もちゃんと見えていました。

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登りながらも、後の展望が気になって、何度も振り返ります。

伊予富士から西に延びた稜線の向こう側に、筒上らしき姿も見えてきました。登るにつれて、石鎚山系の山々が姿を現すので、楽しいですね。

手前の木々は、少し紅葉を始めているようにも見えます。

 

 

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東方面には寒風山から伸びた南東尾根でしょうか、その尾根越しに笹ヶ峰とちち山が、聳えています。

木々の色は、やっぱり夏の色とは違い、かすかに変わっているようです。

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ここでも朝日を受けたアサマリンドウが咲いていて、マルハナバチか何かのハチが花にすっぽり潜り込んでいました。丁度ハチが潜り込むのにぴったりの大きさなんですね。

隣で咲いているアキノキリンソウは、もう終盤です。桑瀬峠から下ではまだまだ咲き初めだったのですけど・・。

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アサマリンドウの花冠の内側のストライプ模様も上からしっかり覗きこんで見ました。
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寒風山にはブナはそれほど多くはないですが、それでも桑瀬峠から山頂に至る道の中ごろで、まずまずのブナが見られます。

先ほどは少し黄葉したブナがありましたが、このブナは、まだまだ青々としています。

芽出しの時期もまちまちですが、黄葉も個体によって差があります。

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ガマズミとよく似ているけど、こちらはミヤマシグレのようです。黒っぽい果実も見られます。

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↑、今年まだ覚えたばかりのミズナラの葉ですね。

ミズナラも黄葉すると聞いた覚えがあります。

今年はミズナラの黄葉も見てみたいものです。

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岩場に差し掛かる手前にこの道標が立っていました。時刻は10時30分です。

この道標に書かれたコースタイムだと、ここまで35分かかるはずなのですが、思った通り山と花の両方を撮影しているので、45分もかかっています。

でも、どんなにゆっくり歩いても、昼前には着くはずなので、この先もどんどん撮影する予定です。

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