晩秋の笹ヶ峰に登る、その7、ツルウメモドキ
下るにつれて、モミジやシロモジが色鮮やかになってきます。
中に、シロモジの木葉をバックにモミジの紅葉が撮影できる場所がありました。
紅葉の重ね撮りは華やかになりますね。
桜などの花も見事ですが、紅葉は木全体が色づくので大きな面積が赤や黄色に染まり、ある意味、花が咲いているよりもずっと華やかなものだな~と思いました。
落葉の前の最後に見せる木々の精いっぱいの宴のように見えました。
登りでも見かけたシロモジとクロモジの重ね合わせの紅葉も、朝の光と午後の光とでは少し違うように感じました。
Rさんも目のそばを怪我したものの、ある国は支障がないようで、何よりでした。
沢に沿って下り始めると、登山口ももう近いです。
この日は水量も多く、上のほうから流れ落ちてくる沢も、ちょっとした滝状態です。
ちょっとした渡渉をするときに、沢に落ちた落ち葉も綺麗で思わず撮影を・・・・・。
15時38分、登山口に下ってきました。
16時前に下れると気分的に楽ですね。
登山口周辺を少しだけ見てみたら、ツルウメモドキを見つけました。
先日は海辺の低山でも見かけましたが、標高の低い山からまずまずのところまで、意外と良く見かけます。お正月の生け花の花材にもよくなってます。
こちらは白っぽく色付くコシアブラの紅葉です。
今年初めて見かけたコシアブラの紅葉でした。
↑登山口に立っていた略図です。
えらくおおまかな地図ですね。
今は石鎚山系も南側や瓶ヶ森林道から登ることが多くなって、北側から登る道はあまり歩かれないようですが、北側からのルートは歴史のある道です。
帰りの運転は私がしようかと思ったのですが、Rさんが大丈夫というのでお願いしました。
↑は帰りに紅葉を背景に撮影したノコンギクです。
車道沿いに黄色い花が見えたのは、てっきりヤクシソウかと思ったら、嬉しい誤算でシマカンギクでした。
考えたら、シマカンギクを愛媛で見るのは初めてです。
シマカンギクとシロヨメナのツーショットです。
シロヨメナはもう終盤ですね。
ヤクシソウのほうもしっかり見ることができました。
R194に出る直前に止呂峡で車を停めて、渓谷を上から眺めました。
少し色づき始めていて、11月下旬にはなかなか素晴らしい紅葉が見られるのではないかと思いました。
その後は西条市内のコンビニでホットコーヒーを飲んで、暖まりました。
霧氷を見るつもりが、思いがけなくも綺麗な紅葉を楽しめて、山はいつ来ても何かしら楽しめます。
それにしても、今はもっと手軽に登れる山が多いからか、昔から良く登られている笹ヶ峰ですが、ずいぶんと静かな山歩きができました。もっとも、私は静かな歩きが大好きですが・・・・(^_^;
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