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2013-11-30

勤労感謝の日の飯野山(讃岐富士)、その2

飯野山にもシマカンギクが生えていることは、10年ほど前の秋に来たときに確認済みだったのですが、果たして今も咲いてるだろうか?と思っていたのです。

そうしたら、やっぱり思っていた辺りに咲いてました。

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10年ほど前と言えば、その頃は末っ子がまだ小学生で、末っ子と末っ子の友達兄弟も一緒に連れてきた記憶がありました。たぶん、そのときも勤労感謝の日で、センボンヤリだのシマカンギクだのをかなり見ました。

やはりその日もどこかの主催の何とかウオークと言うのがあって、たくさんの登山者を見て驚いたのを昨日のことのように思い出しました。


その頃から飯野山に登る人がずいぶん多くなったようです。

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本来なら花期終盤のはずのシロヨメナがここでは綺麗に咲いていました。

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これは何の実だったっけ?としばらく思い出せなかったのですが、後でそうそうフユザンショウだったと思い出しました。

フユザンショウの実は10年ほど前に齧ったことがありますが、目が覚めるほど辛いです。

つやつやした大きめの葉はサンショウの仲間とは思えない姿ですが、トゲや実はサンショウだとわかりますね。

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軽トラック一台が通れそうな一般登山道を登って行きます。

らせんを描くように山頂までつけられていて、ところどころで眼下の平野部が手に取るように見えてきます。

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これも里山ではごく普通に見られるビワの花。

ビワは初冬の今頃の季節に咲くのだと知ってから、まだ15年ほどしか経ちません。

うちの庭にも植わっていたビワですが、主人に切られて、今では山でしかビワの花を見ることがなくなりました。ビワの花は花材にも結構使われます。

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この日は休日とあって、親子連れもずいぶん多く見かけましたが、こんな可愛い山ガールの親子。

私は自分が山が好きなので、子供たちも小さいころから山に連れて行きましたが、昔はあまり親子連れを見ませんでした。

でも、ここ2~3年で、ファミリーで登っている人がずいぶん増えましたね。

 

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珍しく日の当たっているヤブムラサキの果実です。

この日は葉も綺麗に黄葉していました。紫色の実と黄色く染まった葉がお洒落です。

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10年前にも見ているセンボンヤリの秋の閉鎖花の果実です。

そういえば、野草散策を始めた頃、センボンヤリの春の花が見たくて飯野山に何度か来たことを思い出します。

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ツルリンドウの赤い実もありました。

飯野山は標高わずか400mあまりですが、植生は意外と豊富です。

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北側の瀬戸内海がきれいに見えてきました。

瀬戸大橋や本島も見えています。

これからの季節は里山歩きが増えるので、瀬戸内海を眺めることも多くなるでしょう。

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コウヤボウキの花も少し見ない間に果実になり始めていました。

これはたぶん、ピンクの綿毛になるんでしょうね。

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最後は紅葉した木の下を歩きます。

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山頂に着きました。

30年前にはお堂はヤブに埋もれていたのが、今ではヤブは刈りはらわれさっぱりしています。

休憩用のテーブルや椅子まで置かれているのですよ。

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↑山頂のお堂です。

持参したポットのお湯で、コーヒーを淹れ、皆さんでコーヒータイムです。

コメント

お疲れ様でした!UP楽しませて頂いていますよ!Rさんの会社の人はこれからも山へ行く気持ちになれたでしょうかね?
しかし久しぶりで、皆さんとのんびりと山に登り楽しめました、下山後のため池で、コウノトリが見れたのは良かったですね~!

また、ご一緒しましょう~!

え~ちゃん、こんばんは。


先週はお疲れ様でした。

久々の里山歩きでしたが、高い山と違って、装備も要らないし昼ごろからゆっくりと
登れるのは里山ならではですね。
Rさんの会社の若い男の子は私の後からルンルンと鼻歌交じりで下ってましたから
楽しかったんでしょうね。
若い人が山に興味を持ってくれると、こちらも嬉しいですね。
コウノトリはYさんの奥様が追っかけしてくださったおかげですね。
私は鳥撮りは皆さんほどしないのですが、コウノトリは珍しいですから嬉しかったですね。

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