里山その1、堤山(羽床富士)に登る③保線路で鉄塔へ
主人はまだ鉄塔にいるようなので、車のボンネットの上に暑くて脱いでしまったコートなどは置いて、再び鉄塔に向かいます。時刻は13時23分です。
池のほとりでバス釣り?していた人たちは、何度も池の周囲をうろついている私を見て???だったことだろうと思います。
同じ道を行くのは芸がないので、今度は鉄塔保守路から鉄塔に行こうと思い眺めてみると、堤山の南側の小高い丘状の頂に鉄塔が見えます。丘の上の鉄塔と堤山中腹の鉄塔を結ぶ保線路があるはずです。
堤山と丘の間の鞍部辺りに保線路があるに違いないと見当をつけ、今度は池のほとりの民家横をそのまま通り越してどんどん南に進みます。
↑最初に堤山に登って車まで帰ってきたルートは赤線で、二度めに鉄塔まで行ったルートは緑の線で地図に書き込んでみました。
道は途中笹に覆われたりしていますが、やがて鞍部状のところまでやってきました。
鞍部状のところまで来たら、なんと向こう側はけこう広い空き地になってました。
空き地に足を踏み入れたところにお地蔵さんが立っています。
お地蔵さんのすぐ近くに地元の小学生が描いたと思われる説明板がありました。
それによるとこのお地蔵さんは「堤の地蔵」というそうな・・・・。
ゆっくり眺めていたいけど、主人を鉄塔に置き去りにしているので、、そうもいかず、踵を返して、保線路へ・・・。
保線路は思った通り、丘から鞍部を通過して堤山の南面からついていました。
13時31分、電力の鉄塔巡視路指標横を通過します。
ここから3分も歩かないうちに、すぐに鉄塔が見えました。鉄塔まで行くのも面倒なので「お~~い」と呼んだら、すぐに主人が下りてきました。昼寝でもしてたのかしらん?
たぶん内心は心配してたと思うのですが、特に何も言われず、そのまま二人で下りました。この翌日に主人はゴルフ行きの予定だったので、ここで「遅かった」などと言えば、ゴルフ行きにぶつぶつ言われると思ったんでしょう(^_^;
山登りをしない人なので、笹に覆われた場所は「これはほんとに道なのか?」と訊かれましたが、まぁ、普通の人には道には見えないでしょうね。
池のほとりのログハウス風の家の横を通り・・・・
再び、車を駐車した池のほとりまで帰着したのは13時46分でした。
風邪がようやく治りかけたという時期に、結局、1時間40分の間、ほとんど休憩なしで歩き続けたわけで、ほんの軽い歩きのつもりが、思わぬ運動となりました。
登山道から登れば、主人も登れただろうし、1時間足らずで往復できるお手軽歩きだったのでしょうが・・・・新年早々、行き当たりばったりの思いつきで登ったので仕方ないですね。
言い換えれば、行き当たりばったりの思い付きでも遭難する心配もないし、午後から楽々登れるのが讃岐の里山の良さともいえます。
帰りは、こんな民家喫茶?を見つけ、お茶を飲んで帰りました。
民家の縁側や座敷にソファが並べてあるという一味違うお店です。
↑帰りの車中から阿讃山脈越しに矢筈山方面がきれいに見えたので、自宅近くの5階建ての大型店の駐車場に寄り道して矢筈山も撮影してみました。
そして、南東方面を眺めると、奇しくもこの日登った堤山と飯野山がツーショットで撮影できました。
↑、飯野山と堤山が親子みたいなそっくりな形で見えているのが面白いですね。
この後、今年に入って低山ばかりを立て続けで登ってますので、しばらく里山シリーズを続けます。
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