里山その1、堤山(羽床富士)に登る①お蕎麦がきっかけで
今年は年末の疲れが出たか、お正月早々風邪をひいて、3日~4日は家で大人しくしていました。
5日は風邪もだいぶましになり、主人が綾歌にお蕎麦を食べに行こうというので、天気も良いことだしと出かけました。
飯野山を眺めながら南へと車を走らせ(このときは主人が運転)目指すお蕎麦屋さんへ。
↑以前から名前だけは知っていて場所も知っていたのですが、その名の通り日曜と月曜しか開いてないお蕎麦屋さん、日月庵のお蕎麦です。
江戸前と言うだけあって、ずいぶん細いしゃきっとしたお蕎麦でした。
お蕎麦を食べていたら、日月庵からそう遠くない場所に堤山があることを思い出しました。こちらもずっと前から気になっていた山で、別名羽床富士と言われるように高さはたいしたことないけれど、端正な円錐形の山はまさに飯野山を半分にしたような山です。讃岐七富士の一つでもあります。
↑、走る車から正面に見える堤山を撮影しました。
香川にはこんな形をした山が多いです。
↑因みに、こちらは本家本元の讃岐富士こと飯野山です。お蕎麦屋さんに行く途中で撮影しました。
こちらは標高422mです。
泉保安夫さんの「イメージをトレースする私の山歩き」にも堤山は取り上げられていて、この本を買った10年ほど前に読んでいるはずですが、登山口がどちらにあったか記憶にありません。
主人がこの日はたまたま堤山の西に位置する堤池の土手に車を停めたので、西側から登ってみることにしました。
↑画像の山すそに民家が見えていますが、ちょうどあの裏辺りから踏み跡がついていました。
↑は堤池のほとりから眺める本家本元の讃岐富士です。
こちらから眺めると、東側が少し出っ張っていますね。
民家裏から山に取りついたのは12時7分ぐらいです。
まずまずしっかりした踏み跡をたどると、1月と言うのに、ヒヨドリジョウゴがまだ綺麗でした。
直ぐに祠があって、踏み跡はここに来るためにつけられたようです。
その後、堤山の北西面に広がっている竹藪の中を少しあるいていきます。
しかし、竹藪の中からは山頂方面が見えないので、西側に進路を取り、雑木林の尾根状の道を登ると、すぐに鉄塔に出ました。
鉄塔があるということは保線路があるはずですが、今まで登ってきた道はもちろん保線路ではなくて、適当に登ってきただけです。
鉄塔から上には道らしきものは見えませんでしたが、かろうじて赤テープが見えたので、そのまま登ってみることにしました。主人は?と言えば、鉄塔のところで待っているというので、一人で登り始めます。鉄塔出発が12時20分でした。
道はないのですが、ヤブの薄そうなところに赤テープがついているので、それを辿ります。
ほぼ直登しているので、木や笹に掴まりながら、腕力頼みの場所も結構あります。
8分ほど登ったところで、堤池が良く見えるようになりました。
正面に見えているのは大麻山。
特に撮影するようなものも見当たらないですが、シュンランが見えたので、撮影してみました。
コウヤボウキの綿毛も写っています。
急な斜面で足場も悪いので、じっくり撮影しようという気にもなりませんが・・・。
この日はリュックはおろか、水も携帯も持たず、普通にセーターの上からコートと言う格好です。天気も良いので、たちまち汗をかいてしまいました。
ノバラなどがあるわけではないので、ヤブはたいしたことないですが、斜面がかなり急なので、この道を下るのは嫌だな~などと思いながら登って行くと・・・・
向こうに空が見えだして、山頂も近そうです。
傾斜がようやくちょっと緩やかになってきました。
12時40分、簡易トイレと思われるところまで登ってきました。ここはほぼ山頂です。
山頂にはかなり大きな小屋があるようで、小屋の横を回り込んで正面へと向かいました。
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