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2014-02-08

初めての大高見峰へ、その3、小高見峰から大高見峰へ

ただでさえ気温の高い日だというのに、斜面を直登しているので暑くてたまりません。

とうとう、二枚来ていたウエアの一枚を脱ぎ、軽装で登りますがそれでもまだ暑いぐらい・・・。

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周囲は、なんだか石がごろごろしたところに差し掛かりました。

木や下草が少なくて歩きやすいですし、傾斜も先ほどよりは緩やかになりました。

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見上げると、ヤマコウバシの茶色い葉っぱやコナラの姿が・・・。

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下草はあまり生えてなくて、ヤブランだけがところどころで大きくなっていました。

このヤブラン、我が家にも勝手に生えてきたのがありますが、2年もすればずいぶん大きくなります。里山に多いシュンランはこの山ではほとんど見かけませんでした。

2004年の台風の際の影響があるのかもしれません。

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↑ヤマザクラもほかの山に比べると少ないと感じましたが、珍しく株立ちの大株がありました。これが咲くとなかなか見事でしょうね。

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振り返ると、猫山、その向こうには城山と思われる山がやっと見えてきました。

展望が開けると自分の位置がわかりますね。

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間もなく、山頂と思われるのですが、ここにきてちょっとヤブになってきたようです。

 

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なるべく藪の薄そうなところを選んで登って行きます。

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北のほうに藪の薄そうななところが見えたので、そちらに行ったら、ひょっこりと道らしきものに出ました。時刻は14時54分です。

このときはこれが何の道なのかわかってなかったのですが、後から猫山~大高見峰の縦走路だとわかりました。

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道らしきのを辿って行くと石の杭らしきものがありました。

 

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側面には「栗熊東」と書いてありますね。境界の杭かな?

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そして、この石の杭のすぐそばに赤テープがありました。

今回の歩きで初めて見かけた赤テープです。

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見ると、南に向かって道らしきものが見えるので、辿ってみました。

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すると、14時57分、100mも歩くか歩かないうちに、小高見峰の山頂表示があったのです。

 

ありゃ~、私が登っていたのは小高見峰だったのか・・・・。これですべてが納得できました。

金剛寺の裏に見えていたのは小高見峰だったんですね。

分県ガイドの小さな地図を見てみたら、大高見峰と猫山の間にある山ですが、縦走路から少し外れて山頂があるようです。

小高見峰山頂からまだ南へと道らしきのが見えていましたが、道標も行先も書いてなかったです。

どちらにしても、この日の目的は大高見峰ですから、縦走路へと引き返します。

 

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先ほどの杭のところから今度は東へと向かいます。

ちゃんとした縦走路に出たので、これから先は楽勝ですね。

とはいうものの、鞍部への下りが滑りそうなほど急だな~と思いながら下ってると・・・・

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親切にもロープ道がわきにつけられていました。

猫山付近は里山倶楽部?みたいなのがあって、いたるところで道が整備されているのです。

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鞍部まで下ったら、北側の展望がこの日初めて開けました。

城山(きやま)や1月に登ったばかりの堤山も見えています。

 

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西のほうには飯野山も見えているのですが、この日は気温が上がったので、ずいぶん霞んで見えます。

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鞍部を通り過ぎると、いよいよ大高見峰への登りにかかります。

行く手には鉄塔も見えています。

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登り始めてすぐに、鉄塔巡視路の指標が立っていました。

ということは小高見峰の南側斜面に鉄塔があるみたいですね。帰り道の候補として、これも一つ頭に入れておきます。

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縦走路はちゃんと整備されていて、歩きやすいです。

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15時12分、鉄塔の下を通過します。

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大高見峰への道沿いにも石の杭が見えました。

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思ったより早く、15時20分、大高見峰山頂に着きました。

やっぱり、道があると楽ですね。

コメント

金剛院は懐かしさを感じる風景ですね。
城山~猫山は良いコースですが、レオマの音楽が聞こえて興ざめなので、
こちらから登る方が良いですね。たいした藪もなさそうですし。

どのようなコースを下ったか楽しみです。

佐々連さん、こんばんは。

ようこそいらっしゃいました。(^_^;

金剛院はまだ行かれたことはないですか?
私はあの近くのカフェやバラのガーデンにたまに行くことがあって、いつも「金剛院」
と書かれた道標を眺めていたので、一度行ってみたかったのです。
行ってみると、ほんとにほっこりするような場所ですよ。
日本の原風景とはこんな場所ではないかと思いました。
あの辺りの山は北側から登ると、建物が見えるだけでなく、音楽もそういえば耳障り
ですね。
金剛院からの登りは静かで、たまに野鳥の鳴き声がするぐらいで、良かったですよ。
ぜひ、行かれてみてください。

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