初めての大高見峰へ、その3、小高見峰から大高見峰へ
ただでさえ気温の高い日だというのに、斜面を直登しているので暑くてたまりません。
とうとう、二枚来ていたウエアの一枚を脱ぎ、軽装で登りますがそれでもまだ暑いぐらい・・・。
周囲は、なんだか石がごろごろしたところに差し掛かりました。
木や下草が少なくて歩きやすいですし、傾斜も先ほどよりは緩やかになりました。
見上げると、ヤマコウバシの茶色い葉っぱやコナラの姿が・・・。
下草はあまり生えてなくて、ヤブランだけがところどころで大きくなっていました。
このヤブラン、我が家にも勝手に生えてきたのがありますが、2年もすればずいぶん大きくなります。里山に多いシュンランはこの山ではほとんど見かけませんでした。
2004年の台風の際の影響があるのかもしれません。
↑ヤマザクラもほかの山に比べると少ないと感じましたが、珍しく株立ちの大株がありました。これが咲くとなかなか見事でしょうね。
振り返ると、猫山、その向こうには城山と思われる山がやっと見えてきました。
展望が開けると自分の位置がわかりますね。
間もなく、山頂と思われるのですが、ここにきてちょっとヤブになってきたようです。
なるべく藪の薄そうなところを選んで登って行きます。
北のほうに藪の薄そうななところが見えたので、そちらに行ったら、ひょっこりと道らしきものに出ました。時刻は14時54分です。
このときはこれが何の道なのかわかってなかったのですが、後から猫山~大高見峰の縦走路だとわかりました。
道らしきのを辿って行くと石の杭らしきものがありました。
側面には「栗熊東」と書いてありますね。境界の杭かな?
そして、この石の杭のすぐそばに赤テープがありました。
今回の歩きで初めて見かけた赤テープです。
見ると、南に向かって道らしきものが見えるので、辿ってみました。
すると、14時57分、100mも歩くか歩かないうちに、小高見峰の山頂表示があったのです。
ありゃ~、私が登っていたのは小高見峰だったのか・・・・。これですべてが納得できました。
金剛寺の裏に見えていたのは小高見峰だったんですね。
分県ガイドの小さな地図を見てみたら、大高見峰と猫山の間にある山ですが、縦走路から少し外れて山頂があるようです。
小高見峰山頂からまだ南へと道らしきのが見えていましたが、道標も行先も書いてなかったです。
どちらにしても、この日の目的は大高見峰ですから、縦走路へと引き返します。
先ほどの杭のところから今度は東へと向かいます。
ちゃんとした縦走路に出たので、これから先は楽勝ですね。
とはいうものの、鞍部への下りが滑りそうなほど急だな~と思いながら下ってると・・・・
親切にもロープ道がわきにつけられていました。
猫山付近は里山倶楽部?みたいなのがあって、いたるところで道が整備されているのです。
鞍部まで下ったら、北側の展望がこの日初めて開けました。
城山(きやま)や1月に登ったばかりの堤山も見えています。
西のほうには飯野山も見えているのですが、この日は気温が上がったので、ずいぶん霞んで見えます。
鞍部を通り過ぎると、いよいよ大高見峰への登りにかかります。
行く手には鉄塔も見えています。
登り始めてすぐに、鉄塔巡視路の指標が立っていました。
ということは小高見峰の南側斜面に鉄塔があるみたいですね。帰り道の候補として、これも一つ頭に入れておきます。
縦走路はちゃんと整備されていて、歩きやすいです。
15時12分、鉄塔の下を通過します。
大高見峰への道沿いにも石の杭が見えました。
思ったより早く、15時20分、大高見峰山頂に着きました。
やっぱり、道があると楽ですね。
金剛院は懐かしさを感じる風景ですね。
城山~猫山は良いコースですが、レオマの音楽が聞こえて興ざめなので、
こちらから登る方が良いですね。たいした藪もなさそうですし。
どのようなコースを下ったか楽しみです。
投稿: 佐々連 | 2014-02-08 01:18
佐々連さん、こんばんは。
ようこそいらっしゃいました。(^_^;
金剛院はまだ行かれたことはないですか?
私はあの近くのカフェやバラのガーデンにたまに行くことがあって、いつも「金剛院」
と書かれた道標を眺めていたので、一度行ってみたかったのです。
行ってみると、ほんとにほっこりするような場所ですよ。
日本の原風景とはこんな場所ではないかと思いました。
あの辺りの山は北側から登ると、建物が見えるだけでなく、音楽もそういえば耳障り
ですね。
金剛院からの登りは静かで、たまに野鳥の鳴き声がするぐらいで、良かったですよ。
ぜひ、行かれてみてください。
投稿: keitann | 2014-02-08 23:24