初めての大高見峰へ、その4、帰りの道はどうする?
大高見峰の山頂表示があるところまでやってきたので、これで一応、この日の目的達成ですが、山頂表示からまだ東に道は続いているようです。笹も綺麗に刈ってくれてあることだし、このまま歩いていけば展望でも開けるのかな?と思いながら進んでいくと、お堂が見えてきました。
そうそう、この辺りの山はどこもこういうお堂があるんでしたね。
お堂に着いたのは15時23分でした。
お堂の奥には祠が祀られているようなので、ここも早速参拝しました。
このときは特に気づかなかったのですが、奥に見えている天狗さんの絵が有名なのだそうです。
お参りも済ませて、ちょっと休憩しようとしていたところへ、鳥居の下から女の人が登ってきました。
ここまで誰にも会わなかったので、久しぶりに人に会ってびっくりしていたら、続いて小学生の子供さんも2人登ってきました。女性のお子さんです。
その女性も、途中では誰にも会わなかったそうで、私がいたので驚いたようです。
お互いに「どちらから?」と言う話になったのですが、彼女は羽床上から登ってこられたそうですが、私はその登山口を知らないのです。彼女は彼女で、私が金剛院から適当に這い上がってきたことを話すと驚いていました。マラソンをされているそうで、マラソンのトレーニングを兼ねて週に1度か2度、登っているそうです。たぶん30代後半と思われる綺麗な女性でしたが、小学生二人のママさんがマラソンをしていて、トレーニングのために子供さんを連れて山登りをされているというのを聞いて、なんだか嬉しくなってしまいました。私たちの世代とは違って、家事や育児(仕事もされているのかも)だけでなく、自分のやりたいことを頑張っているという姿が眩しく見えました。
何かを頑張っている姿って素敵ですね。3月の本島マラソンに参加されるそうです。
山のほうも、いつかは子供さんも連れて富士山や石鎚にも登ってみたいと仰っていたので、「石鎚ぐらいなら簡単に登れますよ」と励ましの言葉がけをしたのでした。
山頂からのこの日の展望は今一つで、画像の補正をかけてやっと↑のようなものでした。
それでも山頂は504mあるので、平野部がかなり下に見えて気持ちが良いです。
持参のおにぎりも一つ食べました。
下山の時間が気になって腕時計を見たら、15時52分です。山頂でお会いした女性と時間を忘れて話し込んでいたのですが、そろそろ下山しなくては・・・。
女性は羽床の人だそうで、大高見峰からは羽床下に下りる道もあるそうですが、荒れた道と聞いているとか・・。下れたとしても、下山口から金剛院までの距離が長そうです。
そこで、下山コースとしてはとりあえず阿弥陀越まで行ってみようかと考えました。登りでたどり着けなかった阿弥陀越がどんなところか見てみたいという気もありました。
下山を始めたのは15時53分です。
電力の鉄塔は15時59分に通過しました。
鉄塔から見る小高見峰は、ちょっとしたコブみたいな感じに見えます。
この後、鉄塔巡視路への分岐を通過しますが、道の様子がわからないので、巡視路を下るのはやめます。
小高見峰の山頂への分岐を16時7分に通過です。
といっても分岐には道標も何もありませんが・・・。
この境界の石は境界標石と言うものかも知れませんね。
ここから先は初めて歩く道です。
道は歩きやすい道が続きます。
ここからはもちろん下りです。
3~4分も下らないうちに、縦走路から分岐する道が見えるのに気づきました。
しかし、どこへ下る道とも書いてないので、そのまま稜線の縦走路をしばらく下りました。
16時13分、行く手に猫山が見えてきました。
このまま猫山方面に歩いても良いのですが、先ほど見えた分岐が気になるので、引き返しました。
分岐まで引き返したら、立木に↑のようなものが書かれていました。
字が良く読めないのですが、分岐を表しているんでしょうか?
こんな道が縦走路から分かれて下っているようです。
1分も経たずに、こんな道標がありました。
金剛院林道ということは金剛院方面に下れるに違いありません。この道を利用させてもらうことにしました。
しかし、どうせなら、分岐のところに道標を立てておいてくれれば良いものを、分岐から1分歩いたところに立てる意味が良くわかりません。(^_^;
道標から先は、赤テープもあり、急な下りには↑のようにロープもつけられていて、迷う場所はありません。
しばらく下ったら、先に藪が見えてきましたが・・・・・
下山路はちゃんとヤブを迂回してつけられています。
16時26分、やや平坦な場所まで下ってきました。
分岐から10分ほどの下りでした。
上を見上げるとイノシシの罠?檻?のようなものが見えます、こんなものがあるということは、すぐそばに林道があるということですね。
この場所は、どうやら沢の源頭部分になっているようでした。
水はこのときは流れてませんが、地形から見ると、雨が降ればここから水が流れる場所です。
思った通り、すぐ下が林道の終点になっていました。
ここまで車が入るということで、心無い人が粗大ごみを捨てていて、こういうのを見ると情けなくなりますね。
最初は未舗装の林道がしばらく続きます。
この辺りは竹藪がいたるところで繁茂しているようです。
5分も下ったら、林道は舗装された道に変わりましたが、竹の根がアスファルトを持ち上げているところが髄所で見られました。恐るべし、竹林・・・。
後は、この林道をのんびり下れば、金剛院に着くはずです。
そういえば、登り始めにお寺からこの林道が見えていて、方角的には稜線の低いところに向かっているようだとは思っていたのです。
のんびりと林道を下っていたら、16時34分、こんな道標が目に入りました。
keitannさん、お久しぶりです
昨日の大雪の後、今日はいいお天気になり
金剛寺から猫山・大高見峰コース雪の中行ってきました。
本当に静かでいいところでした。ありがとうございました。
復路は鉄塔巡視路から下ると車道に出ました。
法師峠から四国のみちを歩いて金剛寺へ
今度はどこかの山にご一緒したいですね。
投稿: ピオーネ | 2014-02-09 21:00
ピオーネさん、こんばんは。
ほんとお久しぶりですね~。
なんとまぁ、今日は金剛院から猫山、大高見峰を歩かれたんですね。
早速、試乗ならぬ試し歩きしていただいて嬉しいです。
レオマの側からだと、ちょっと雰囲気がいまいちですが、満濃側からだと
何とものどかで良い雰囲気でしょう?
雪が残っていたら、また一味違う眺めだったんでしょうね。
また、ブログのほう拝見させてもらいますね。
鉄塔巡視路・・・そうすると歩きやすい道だったんでしょうね。
時間があれば、「四国のみち」歩きも出来て良いでしょうね。
私もそのうち一度歩いて見たいです。
ぜひ、そのうちご一緒したいですね。よろしくね。
投稿: keitann | 2014-02-09 22:32