この春も高知へ、その3、セリバオウレンとシコクバイカオウレン
今年は高知を訪れる時期が遅くなってしまったので、セリバオウレンは咲き進みすぎているかも知れないと思っていましたが、着いてみたら意外と綺麗でした。
それでも終盤なので草丈はずいぶん伸びています。今年は雨が多いので、そのせいかもしれません。
セリバオウレンは日陰っぽい場所に咲いていることが多いですが、この場所も時間帯によっては完全に日陰だと思います。
着いた時刻がちょうど良い時刻で、日の当たっている様子を撮影できたのはラッキーでした。
お日様の光を浴びて真っ白に輝く花は、春の妖精という言葉を思い出しますね。
画像上の花は雄花、下の花は両性花です。
ちょっと背が伸びすぎた感もありますが、踊りを踊っているように見えなくもありません。
葉は二回三出複葉です。
雄しべしか見えない完全な雄花です。
雌しべと雄しべのある両性花も結構見かけます。
これも雄しべがあるので両性花です。
これも良く見ると雄しべがありますね。
という訳で、今年も雌花を見つけることができませんでした。
すぐ近くではウバユリの葉がもう出ていました。
紫色の綺麗な翅を広げてくれなかったムラサキシジミ・・・。
山地なので、気温が低かったのかも・・。
ムラサキシジミの綺麗な翅の色が見られず残念に思っていたら、翌日、自宅の庭で見ることができました。奇遇ですね。
シコクバイカオウレンは去年はまずまずの数を見かけたのに、今年はほんの数株しか咲いていませんでした。
自分のブログの記録を見てみると、去年は3月6日に見ているようです。10日も遅いのですから、いくら今年は花が遅れていると言っても、終盤だったようです。
今年は2月初めに見に行ったときもちょっと早かったし、なかなか丁度の花を見られませんが、工石山や剣山に登ればもう一度見るチャンスがありますね。
それにしても、初めて見たときはあまりに小さくて、何の花だかわかるまでに少し時間がかかりました。(^_^;
コメント