ダンコウバイとシュンラン他
香川の里山にはダンコウバイとシュンランが多いです。
ダンコウバイはクスノキ科の黄色い花を咲かせる樹木で、花だけ見るとシロモジやクロモジ、アブラチャンも同じような花ですが、標高の低い里山でも自生しているので、高い山には登られない方でも馴染み深い花ではないでしょうか。
今年の春は3月半ばまでは順調に進んでいるとは言い難かったし、私自身もいろいろな雑用に振り回されて花散策もままならなかっただけに、ダンコウバイの花を見るのはこの日22日が初めてでした。
こちらは日当たりのよい場所にある株で、すでに満開でした。
一緒に散策されていた方が「何の匂い?」と不思議そうにされているので、もしかしたらと見上げたらやっぱり・・・。
ヒサカキの花が咲いていました。ヒサカキの花が咲き始めると野山はこの花の独特な匂いに包まれます。「ラーメンの出汁の匂い」と仰ってた方もいたような?
ヒサカキにはこんな綺麗な赤花もあります。
南面から見渡す景色は春にしては眺望が良かったです。
城山、猫山も阿讃山脈の峰々も見えています。
岩場で撮影される方々・・・。
シュンランも3月半ばごろまでは咲いてなかったのに、この日は開花株もかなり見受けられました。
もうちょっとというところですね。
山すそでは今年初見のセントウソウに出会えてうれしい限りでした。
小さな花ですが、私にとっては春告げ花の一つです。
ナガバノタチツボスミレは、そろそろ盛りを迎えようという雰囲気です。
フデリンドウも花芽を上げています。
この山のアマナを見るのは二度めだったでしょうか。
気温も上がり、3合目ぐらいからは半袖一枚で汗をかきながらの登りでしたが、皆さんと和気藹々で楽しい午後となりました。
こんにちは。
ダンコウバイはよく見られますね。
アブラチャンはやはり高尾山方面でないと見られません。
ヒサカキの赤花は私も昨日見てきたところでした。
綺麗ですよね。
投稿: 多摩NTの住人 | 2014-03-30 14:58
多摩NTの住人様、こんばんは。
ダンコウバイは低山の日当たりのよい場所に多いですね。
アブラチャンは私の経験では沢筋が多いです。
なので、ある程度標高があって、谷や沢がある山で見られますね。
(四国ではですが)
ヒサカキは赤花のほうが個体数は少ないですが、やっぱり目立ちますよね。
投稿: keitann | 2014-03-30 22:37