この春も高知へ、その5、田んぼの畔や車道の傍らでは
高知ドライブでは主に、山地を走ります。
山地の民家の周囲にはラッパ水仙やローマンヒヤシンスが見事に咲き、野草ばかりでなく庭植えの花や木も美しいです。
また、あぜ道はのんびりとした風景で、心が癒されます。
畦や車道の傍らを黄色く染めているのは、セイヨウアブラナです。
全体を撮影しておいたのですが、後で見ると葉が茎を抱いているのがわかります。
これがセイヨウアブラナの特徴だそうです。
棚田の石垣越しに山々が見えます。
山肌が冬枯れ状態ではなく、青々としているのが高知の山独特の光景です。
畦には今年もキランソウがもう咲いていました。
たぶんヤブカンゾウの芽出しと思うのですが、かなり出ています。
我が家にもヤブカンゾウはたくさん出てきますが、3月下旬の今でもまだこれほどは出てないです。
一輪黄色い花が視野に入ってきました。
あれ?早くもキンポウゲが咲いてるんですね。
そう思ったら、その向こうにはレンゲまで見えていました。
車道の傍らではクサイチゴまで咲いていました。
そして去年も道ばたで咲いていたカキドオシが今年も咲いていました。
カキドオシは私が野草散策に嵌るきっかけとなった野草です。
シーズン初めに見るカキドオシはいつもスミレと間違ってしまいます。
これはユズの木かな?
標高の高い山地では蕾の多かったラッパ水仙が、標高を下げるにつれ、満開になってきました。
ラッパ水仙って我が家などではあまり増えないんですが、山地の民家や車道の傍らでは、どうしてこんなにびっしり咲くんでしょう?
この日の気温を表している電光掲示板です。
撮影前には20℃を示していました。
今日24日は香川でも20℃になりましたが、私が高知を訪れたのは3月16日のことですから・・・。
しかも、この場所は山地と言ってよい場所です。
この翌日、高知では桜の開花宣言が出されたようです。
やっぱり、一足早く春気分を味わうなら高知ドライブがいちばんですね。
keitann様 こんにちは
山里の懐かしい風景を楽しませていただきました。
たしかに心癒される感じがします。
そして、人の生活する周辺に咲く草花を見ると、それが珍しいものではないからなのでしょうか、とても安定感を持ってこの記事を見させていただいています。
ほとんどのものが山里を歩くと出会える一般的なものですので、一年ぶりに出会えた懐かしさみたいなものを感じながら嬉しく読み進めました。
珍なもの・奇なるものに目を見瞠らすのもゾクゾクとして嬉しいものですが、こういう当たり前のものをじっくり楽しむのも心を豊かにしてくれると感じました。
投稿: ぶちょうほう | 2014-03-25 12:58
ぶちょうほう様、こんばんは。
山歩きも良いですが、山麓の民家や民家のお庭に咲く花も良いですね。
私は自分が花をし立てているもので、どうしてもお庭の花にも目が
いきますが、昔からずっと咲いてるようなプリムラが咲いていたり
ヒヤシンスが咲いていたりで、ほんとに見とれてしまいます。
町の家のバラも良いですが、山の民家の庭は懐かしい花が多いです。
特に春の今からの時期は、長い冬から目覚めて、いろいろなものが目を
覚ましてくるのが楽しいです。
何も絶滅危惧種や珍しい花の追っかけばかりをせずとも、のんびりとスミレ
やタンポポを眺めるのも良いですね。
今日も銀行に行く途中、街の車道端でアリアケスミレを見かけたのですが
車だったしカメラをなかったので、そのうちに自転車で見てきたいです。
投稿: keitann | 2014-03-25 22:13