ツガザクラ、アカモノを見に西赤石へ、その4、石鎚が見える
登って行くうちに、石鎚山系の稜線がせりあがってきました。
これも山登りの醍醐味の一つですね。
↑は石鎚山系の稜線が見え始めてからしばらくして見えてきた大座礼方面です。
特に東光森にはこの5月に登ったばかりでまだ記憶に新しいので、大田尾越などもはっきりと確認できて、とても嬉しく思いました。
自分が歩いた跡を、他の山から眺める幸せとでも言いましょうか・・・。
↑せりあがって見え始めたばかりの石鎚山系です。
冠山や平家平なども見えていますが、起伏に乏しいので、だらだらとした稜線に見えますが、寒風山方面から眺めると、同じ山でも雰囲気が違って見えます。
銅山ヒュッテへと降りて行く分岐を通過します。
帰りはこちらから下ろうと話していたのですが・・・・。
草むらの中ではまだヒメハギが派手な色合いで咲いています。
は3月に見かける花ですが、高山では5月6月になってもまだ咲いています。
その代わり、シコクハタザオは終盤でした。
終盤ということもありますが、株数も減ったような?
東光森方面をバックに、山ガールのグループが登ってきました。
この日は若い人たちのパーティーも多く、山が華やいだ雰囲気でした。
石鎚と瓶ヶ森もいよいよ見えてきましたね。
東の方に視線を転ずると、物住頭、前赤石、そして稜線の上から東赤石がぽこっと頭を出しています。
登山道は時折、樹林の中をアップダウンしていますが、この時期いつも見ているコクワガタが見えてきました。
こういう小さな花が好きです。
ずーっと咲いているわけではないですが、道沿いにところどころで咲いていて、嬉しくなります。
ヤマブドウの葉っぱも、順調に出てきていますね。
この辺りまで登ってくると、銅山越えの向こうに笹ヶ峰~沓掛山の吊尾根が見え、そのまた向こうに西黒森、瓶ヶ森、いちばん奥に石鎚が見えます。
さすがに東赤石から眺めるよりも、近く見えますね・・・・って当たり前ですが…(^_^;
去年は前赤石付近を歩いていて、いきなり池が見えて驚いたのですが、それが別子ダムでした。
その別子ダムが、この日ははっきりと見えています。
別子ダムの上の方には三ツ森山が見えます。
この辺りの稜線では太田尾越~三ツ森峠までがまだ歩いてない区間として残っています。
三ツ森山の向こう側に見えているのはオオヤマレンゲで有名な稲叢山、西門山です。
こうやって見渡していると、やっぱり歩いたところが見えるのって、嬉しいです。
それが山に登るモチベーションになっているのは間違いないですね。
物住頭、前赤石もズームではっきり見えるようになりました。
去年、縦走した時にはガスで何も見えなかったけど、展望の良い日にもう一度ぐらい歩いて見たい・・・・。
高度を上げてくるにつれツルギミツバツバツツジの咲き残っているのも見られるように・・・・。
色がひときわ赤いので、すぐにわかります。
マイヅルソウは咲いてるかな?と期待半分でしたが、咲いてましたよ。
それにしても、6月に入ったばかりだというのに、ものすごく暑く、時折、海の方から涼しい風が吹きあがってくる場所があって、風に吹かれて一息つきました。
下の方では岩の周囲にシャクナゲが咲いているのも見えますが、あそこは足を踏み入れることができないような場所なんでしょうね。
岩場のツガザクラが見えたら、山頂もすぐそこですね。
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