5年ぶりの秋の稲叢山、その1、登山口までの花
10月に入ってすぐの週末は台風18号が襲来するということでした。
それでも4日は台風の影響もあまりなさそうということで、Pさんと稲叢山にでもという話が持ち上がりました。娘さんにお孫さんのベビーシッターを頼まれていたというRさんも直前に行かなくて良いことになって、急遽参加できることになりました。
比婆山以来、2週間ぶりで賑やかな山歩きとなりそうです。
車出しは、今回はRさんにお願いしました。
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10月に入ってすぐの週末は台風18号が襲来するということでした。
それでも4日は台風の影響もあまりなさそうということで、Pさんと稲叢山にでもという話が持ち上がりました。娘さんにお孫さんのベビーシッターを頼まれていたというRさんも直前に行かなくて良いことになって、急遽参加できることになりました。
比婆山以来、2週間ぶりで賑やかな山歩きとなりそうです。
車出しは、今回はRさんにお願いしました。
阿讃山脈には年に7~8回ぐらいは訪れるでしょうか。
以前はもっと頻繁に訪れていましたが、今は見たい花や景色の時期に訪れます。
春にはスミレの花やツツジの花がお目当てで、夏はタバコの花を見に行ったものでした。それがJTとの契約で、もうタバコは作らなくなったそうです。それでもソバ畑だけは以前と同じように、今も見ることができます。
昨日はパソコンの外付けHDが絶不調で、ブログをアップしようとしても画像がアップできず、とうとう諦めました。昼間に外付けHDの新しいのを買ってきてあったので、夜の間に古い外付けHDから新しい方へと、ファイルの移動を済ませたので、これからはばっちりのはずです。
9月27日の阿讃山脈行きでは思ったよりも多くの植物が見られ、半日ちょっとでしたが、ずいぶん充実した散策となりました。
久しぶりで眺めた花にはタンナトリカブトもありました。
前の週に比婆山方面で小さな株と花を見たものの、このときは何というトリカブトかわからず、ちゃんと撮影してませんでした。
秋は実りの秋でもありますね。
束の間、野山を歩くだけでも赤い実や青い実が見られます。
そして、この日は久々に紫色の綺麗な豆果を見られたのでした。
紫色の豆果と言えば、野草散策を何年もされている方なら、もうお分かりでしょうね。
そう、ノササゲの実です。
数年前までアケボノソウが咲いていた場所があったのですが、その場所が草刈され裸地に近い状態になってしまってからアケボノソウが生えなくなりました。
以前こぼれた種が数年後に発芽するという話もよくあることですが、アケボノソウに関しては適当に草木が生い茂って陰になる場所でないと生育が難しいようです。
アケボノソウはまったく見られませんでしたが、その代わりにそのあたり一帯で繁茂していたのがツルニンジンでした。
27日は朝から快晴で、この日に山へ走ったわけは、アサマリンドウの花が見たかったのもありました。
リンドウは比婆山で綺麗な花をかなり見られたのですが、アサマリンドウだけは中国地方の山ではあまり見られません。三重県の朝熊山に咲くのでアサマリンドウと言う名がついているものの、四国の山ではポピュラーな花なのです。学名もGentiana sikokianaなのですから・・・。
アサマリンドウは日が翳ると花が開かないので、晴れている日を狙って見に行く必要があります。
比婆山で秋の花を楽しんだ翌週の週末、いろいろと見たり確かめたい花もあったりで、阿讃山脈に車を走らせたのは9月27日の昼前のことでした。
帰宅してから知ったのですが、この日は御嶽で噴火があった日で、ちょうど噴火の頃、仙台在住の親友からは栗駒山の紅葉の写メールが届いたりしていたのでした。御嶽のことは何も知らず、お互い、東北と四国の山を歩いていたわけです。全国的に快晴だったこの日、この時間帯、御嶽を歩かれていた人もさぞ多かったろうと思います。
山を歩く者の一人として、いつ事故に遭うかも知れないという覚悟は私もしていますが、まさかこんな形で山で命を落とすということは誰も予想だにしてなかったでしょうね。合掌・・・。
この日はほかにも初見の花を見ていますが、最後にまとめて取り上げることにしました。
先ずは名前だけは知っていたものの、思いがけず見ることができたアケボノシュスランです。
立烏帽子山からはいったん駐車場方面へと下ります。
前回来たときに、駐車場すぐそばを通って笹尾根を歩いて下りましたが、立烏帽子からちょっと下ったところには、何と駐車場があるのです。
そして、この駐車場からだと立烏帽子山頂を通らずに巻道経由で池の段まで登れるみたいです。
池の段は展望が良くて開けた山頂なので、休憩するにはもってこいの場所です。
確か4年前に来たときはここでお昼を食べたような?
紅葉真っ盛りの時だったので、100人近い人が山頂にいたものでしたが、今回は10人もおられないぐらいで、静かです。やっぱり、秋の花の時期よりも紅葉の時期のほうが人出がすごいんですね。
お昼を食べ終わったら、Pさんが眺めが良い場所があるからと教えてくださったので、早速ついていきます。
それは烏帽子岩という岩の上でした。先客の男性が一人すでに岩の上におられましたが、私たちが行くのと入れ違いに下りてこられました。
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