11月中旬の上京ついでに、見晴台経由で歩く
大山に登ったことのあるNさんのお勧めに従って、山頂へは反時計回りに見晴台経由で登ることにしました。
正規の参道は阿夫利神社下社から時計回りに登る本坂らしいですが、本坂は急な岩道できついのだそうです。
最初はトラバース気味にあまりアップダウンのない緩やかな道を歩いていきます。
砂防ダムの上には優しい紅葉が見えていました。
これが二重滝と言う滝のようですが、規模が小さくて迫力があるとはいえません。
ずいぶん花つきが良かったようですが、これってキッコウハグマの花後の姿ですよね。
すっかり綿毛になってしまっていました。
葉が四国のものより、綺麗な斑入りですね。
土砂崩れがあったらしく、最近になってつけられたような道です。
↑黄色くて丸い葉はカツラの葉のように見えましたが・・・・。
これはオオバショウマの葉です。
四国と共通の植物も多いようです。
そろそろ色づき始めた木のようですが、何の木なのかわかりませんでした。
10時36分、見晴らし台に着きました。
テーブルやベンチもあるので、ちょっと早いですが休憩を取ることにしました。
ここから山頂が見えますが、まだ1時間以上は歩かないと着かなさそうな距離に見えました。
10時45分、休憩を終えたので、山頂目指して歩き始めます。
見晴台で見かけたガマズミの仲間らしい赤い実です。
今年はいったいに木の実が少ないですが、これは良くついているほうです。
嬉しいことに、小さなセンブリの株を見つけました。
四国の山以外でセンブリを見たのは初めて・・・。
周囲に子株も見えていますが、開花株もずいぶん小さい株ですね。
本州の山ではセンブリが少なくなっていると聞きますが、ほんとにこの日見かけた開花株はこれだけでした。
そろそろ紅葉が綺麗になってきました。標高800mぐらいです。
青空が出てきたので、紅葉が映えます。
ん?これは?
実物は初めて見ますが、ナニワズの葉のようです。
黄色い花を見て見たかったけど、花は春に咲くのです。
これはナガバノスミレサイシン?
鈴川沿いの民家も眼下に見えてきましたね。
マムシグサの黄色く染まった葉は本州でも見られるようです。
これも真っ黄色のカエデの葉・・・。
山ではもうアセビが花芽を上げています。
かなり大型の花の咲き跡が見えたのですが、アザミともちょっと違うし?
トウヒレンか何かのようです。
検索したら、セイタカトウヒレンとかタンザワヒゴタイというのが見られるようですが、花も終わっているし、葉もほとんど枯れているので、同定はちょっと難しそうです
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