今季初の島歩きは本島、その3、山寺さんからお次の登山口へ
磨崖仏を見学したりルリビタキに遊んでもらったりして、島歩きは最初から寄り道やお遊び満載です。
でも、低い山ばかりなので、時間を気にせずに登れるのがよいところ。
最後の尾根を少し登ると、そこはもう八ヶ峰の山頂でした。
山頂着は9時56分です。
↑本島は香川県の島ですが、位置的には岡山に近く、山頂からは鷲羽山ハイランドが良く見えます。
望遠レンズで撮影すると観覧車やホテルまではっきり。
山頂は山火事のせいだと思いますが、石積みぐらいしか残っていません。
石積みの傍に大きな木の跡が見えますが、たぶん、手前に祠があったんでしょう。
東の方角には次に登る高無坊山が見えています。
のどかな瀬戸内の島々は、香川で育った私にとっては、いつ眺めても和みます。
学生時代、帰省の折りに、最後に乗る予讃線の汽車の中で、海岸寺から詫間にかけての海沿いの風景を眺めると、「帰ってきた」としみじみ思ったものでした。
山頂から今度は正覚院へと下っていきます。
正覚院は本島では山寺さんと呼ばれていて、たぶん党内ではいちばん由緒あるお寺だと思います。
帰り道でもルリビタキが・・・
山頂からほんの5分も下らないうちに、山寺さんに着きます。
まずは山頂に近い観音堂の前を通り・・・
石段を下りると本堂へ・・・・
本堂に入る門の手前に、古い瓦に生けたお花が飾ってあります。
迎え花でしょうか。
本堂にはまだ門松やしめ縄も飾られていました。
勿論、全員、お詣りをします。
境内にはヤブツバキもたくさん咲いています。
順序が逆ですが、この後、山門をくぐって外に出ました。
山門へと続く道沿いには素人の掘ったような石仏が立っていて、素朴で微笑ましいですね。
さらに下ると、、これは去年も見覚えのある六地蔵が立っていました。
木漏れ日の中、良い雰囲気です。
道は舗装された車道となってきました。
この先で、屋釜へ向かう道に合流します。
ここから先は、私にとってもまだ未知の領域です(^_^;
高無坊山の登山口が、この道沿いにあるのです。
おや、こんなところに「棚田」の説明が・・・。
説明板はいつ建てられたのかわかりませんが、今では本島に棚田があるという話は聞いたことがありませんから、いつの間にか消えてしまたんでしょうね。残念です。
道沿いに、ひっつきむし発見です。
オナモミですね。
で、オナモミについて調べてみましたが、今ではオナモミは絶滅危惧種になったそうで、もしかしたらこれは外来種のオオオナモミなんでしょうか?
ここは島なので、在来種のオナモミが残っているとも考えられます。
果実しか残ってなくて、私にはこれだけでは見分けられません。
のんびりと歩いているうちに、10時48分、高無坊山の登山口に着きました。
私もこの山に登るのは初めてなので楽しみにしていたのです。
keitann様 こんにちは
雪の剣山のあたりから読みあがってきました。
そして初物のユキワリイチゲもお相伴に与りました。
その記事中でスマホの地図ロイドに興味がわきました。
ログが取れそうとありますので、今後これが大活躍しそうな気配がします。
これから先が楽しみですね。
冬の瀬戸内の島巡り、島山めぐりは心広々として素敵な時間ではないでしょうか。
空気がきりっと引き締まり、この季節ならではの大変贅沢な楽しみ方ですね。
海を見下ろした気分はさぞかし爽快感を味わえるひと時なのでしょうね。
投稿: ぶちょうほう | 2015-01-20 11:39
ぶちょうほう様、こんばんは。
今年の記事を最初の方から見てくださっていただき、ありがとうございます。
孫の手術などでなかなか予定が立たなかった去年と違い、今年は比較的時間の
余裕があるので、山にもちゃんと登れてうれしいです。
スマホで何とか地図を見たりトラックログを取れたらいいなと思い、アプリを
探してみました。地図ロイドでは3種類の地図で自分の現在地を確認できます。
ログは「山旅ロガーゴールド」というアプリで取れるようです。
18日に石鎚に登った際、ログを取ってみたら、部分的に取れていました。
ログを取っている最中にスマホで撮影したりメールをすると途切れるのかも
しれません。その辺のところを、これから調べてみようと思っています。
瀬戸内の島歩きは、やっぱり真夏を除く時期が良いですね。
特に秋や冬場は空気が澄んでいるので、眺めが良いのがいちばんです。
島歩きの次の週は雪山歩きと、今年は変化にとんだ歩きが楽しめています。
投稿: keitann | 2015-01-20 21:55