荘内半島の妙見山~博智山を歩く、その3、博智山へ
先ほどの表示からほんの少し行ったところに、三角点がありました。
久しぶりに見るキティさんの山頂表示もありました。
妙見山山頂の三角点は城場三等三角点とつけられているんですね。
山頂の写真を撮ったらいよいよ博智山に向けて歩き始めます。
赤テープがいっぱいあって道ははっきりしていると聞いてましたが、なるほど、最初からちゃんと赤テープがあります。
でも、道標の類は一切ありません。
いったん、窪地のようなところまで下ると辺りは小規模な杉林がありました。
こんな低山でも杉を植林していた時代があったんですね。
再び常緑樹の林の中を登っていきます。
歩きの邪魔をするものは何もなくて、快適に歩けます。
三野町方面を眺められる場所がありました。
方角で言うと南方面です。
削られてしまって、山がほとんどなくなった汐木山も見えています。
向こうの方にはちょっと霞んだ善通寺五岳と大麻山。
こちらは高尾木山や七宝山ですね。
一寸した山頂のようなのが見えましたが、博智山までは800mですから、ちょっと早すぎると思ったら、ただのコブでした。
この後、犬に吠えられてびっくりしました。
こんな山の中に犬?博智山にでも登ってきた人が飼い犬を連れてきたんでしょうか?
こっちの方に来たら嫌だな~と思っていたら、犬のほうが逃げて行ったようです(^_^;
その後も誰とも合わなかったので、山麓の家の飼い犬が自分で勝手に山にまで登ってきたんでしょうか?
どちらにしても、単独で登っているときに犬に吠えられるのは、あまりいい気分ではないですね。
博智山に近づくにつれて道は明瞭になってきます。
里山に多いカクレミノです。
1つの木に3裂した葉もあれば、切れ込みのない普通の葉もありますという証拠写真です。
上の方が開けてきたので、いよいよ博智山の山頂みたいです。
着きました。
12月末に次いで、二度目の博智山です。
この後で撮影したスマホ画像から察するに、到着時刻は15時10分ぐらいのようです。
どちらかというと、下りのほうが長かったと思ったら、妙見山より70mほ標高が低いんですね。
妙見山は300mありましたから・・・。
天候がちょっと回復してきたようで善通寺五岳方面や天霧山、貴峰山が良く見えています。
瀬戸内海に近いほうでは黒戸山や、その後ろに霞んでいますが飯野山も見えます。
山頂には、相変わらずたくさんのお願い札が・・・・。
↑なんか微笑ましいお願いですね。
こちらはちゃっかりしたお願い?
特に休憩することなく下ります。
スマホの地図の博智山麓に天満と書いたのが見えます。
車を置いた場所まで近くなるように、なるべくその天満方面に下ろうと思っています。
そして、これがその天満方面への分岐です。
山頂からほんの2分ほどの場所にあります。
前回来たときも、いったんはここから下山しようかとも思ったのですが、登山道が整備中となっていたのでやめたのです。
ですが、この日はここから下るつもり・・・。
でもその前に展望抜群の八畳岩まで行かなくては。
山頂から5分ほど下ったところにある八畳岩は、こんな素晴らしい場所です。
ここで、持参してきたテルモスのお湯でコーヒーを入れて一服しました。
瀬戸内海に浮かぶ島々も見えます。
ここからはこの前登った本島の山が見えないのが残念ですが・・・。
正面には須田港近くの塩生山(はぶやま)も見えていますが、ここは1月11日に高校時代のバレー部仲間と一緒に登ったばかりです。
詫間の山もだんだん登った山が増えてきて嬉しい・・・
座っていると、だんだん風が冷たくなってきたので、そろそろ下山することにしました。
先ほどの分岐までいったん引き返します。
ここから先もまだ歩いたことのない道です。
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