オオヤマレンゲを見に裏寒風西尾根へ、その2、オオヤマレンゲの木はあるけれど
三角点で10分ほど休憩した後、再び、尾根を登り始めます。
一度行ってるので、様子はわかっていますが、最初の1時間半ほどは樹林の中の歩きで単調な登りが続きます。
休憩後、8時40分に尾根道を再び登り始めます。
↑ここからはそれまでの急登が少しましになってほっとします。
スミレの葉が出てきました。
シハイスミレかヒナスミレだろうと思いますが、葉っぱだけでは自信がありません。
かといって、花の時期に、この辺りには登りそうもないし?
植林の下はあまりめぼしい花も見られないので、コバノフユイチゴも撮影しておきます。
コガクウツギ…なんとか見られる株でした。
標高1200m辺りからシャクナゲが出てきました。
けれども、ここのシャクナゲも咲いていたような気配がありません。
木についた黄色いキノコが可愛いですね。
やっとこさで木の幹の間から伊予富士が見えてきました。
かなり高い位置に見えているので、まだまだ登りが続きそうです。
Pさんがギンリョウソウを見つけてくれました。
この辺りは咲いている花はほとんどないし、登りは急だしで、いちばん我慢のしどころですね。
登ってくるPさん・・・。
花がないので、たぶん、急登が堪えていることでしょうね。
尾根を南に巻くところがあって、ここは4年前の記憶が残っています。
見上げるような大木はカエデの木のようでした。
葉の形がよくわからないけど、イタヤカエデ?
ずいぶん大きな針葉樹の木が横倒しになっていました。
朽ちたんでしょうか?
4年前には見た覚えがないように思うのですが・・・・。
この辺りまで来ると自然林になってますね。
少し登ってきたので、周囲も明るくなってきました。
この辺りのカエデの木は、なぜか地際の部分からこんな芽出しをしていました。
種が芽生えたようでもないし、こういうのはどんな状態なんでしょう?
岩っぽい尾根になってきて、こういうところに多いシャクナゲが生えています。
雲早山のシャクナゲ尾根を思い出すような登りです。
登り始めて2時間、やっとオオヤマレンゲの木が出てきました。
まだ若い木で、裏寒風には若い木が多いので、これからも花が楽しめますね。
綺麗な花芽が見えますが、咲いている花が見えません。
標高が低い場所なら咲いているだろうと思い、ここに来たのですが・・・。
蕾はいっぱい見えてるんですけどね・・・。
蕾をアップで撮影です。
小さな谷を隔てて向こう側に、花芽をたくさんつけて、花も咲いている株が見えました。
望遠レンズで引き寄せますが、傍に近寄るのは、ちょっと危なそうなのでやめておきます。
もっと登れば、登山道近くでも開花株があることでしょう。
伊予富士もますます良く見えるようになりました。
10時22分、やっと展望台に着きました。
ここまでに2時間半かかっています。
4年前に来たときには展望台に着く前までにもオオヤマレンゲがあっちでもこっちでも咲いていて、歓声を上げたものでした。
ここ展望台にもアケボノツツジもあったはずだし、ドウダンもあったはずだけど、今年はドウダンも裏年らしくて、花は少ししか咲いていません。
最初の休憩から1時間半も登ってきたので、ここでゆっくり休憩することにしました。
オオヤマレンゲが咲いていれば、撮影時間の間が休憩になると思ったのですけどね。(^_^;
展望台から見上げる寒風山は、もう緑が濃いですね。
てっぺんまで青々としています。
大株のアケボノツツジの後ろに伊予富士が見えて・・・
裏年だったアケボノツツジの中でも、この株だけはたくさんの花を咲かせたとか・・・
私たちがこうして展望台で休憩したり、撮影したりしているのが、裏寒風のトンネル横から登られていたKさんのところから良く見えていたとは、後で聞いた話です(^_^;
10時35分、休憩を終えて、最後の登りにかかりました。
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