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2015-06-14

初めての大山に三ノ沢から登る、その1、鍵掛峠集合

伯耆大山を初めて眺めたのは、家族で23年ほど前に松江に旅した時に電車の窓から眺めた姿だったと思います。

その後、山登りを復活したのが14年ほど前のことで、いつかは大山に登ることもあるだろうなと思いながら、その後もほかの山から眺めたりドライブしながら眺めたりということが続きました。

それが、今年がまだ明けるか明けないかと言う頃、古くからのネット知人のYさんに「今年は6月初めに大山を案内するから、ぜひ予定しておいてね」というコメントをいただきました。

とはいえ、半年も先のことなので、その日のお天気がどうなるかもしれないし、5月後半に入ったら段取りをしようかなという感じでした。

Yさんとはこれまた私の古くからの花友達の方の掲示板で知り合ったのでした。

たぶん今から13~14年ほど前、インターネットで北アルプスなどの山の画像を再び見るにつけ、山への熱い思いが沸々とたぎってきて、当時小学生だった末っ子を連れて立山室堂などにドライブに行きました。室堂から立山連峰の稜線を見上げて、「いつの日か再び、あの稜線に立とう」と思ったことを今も覚えています。

そんな山の画像を花友達の掲示板に投稿していたら、学生時代はやはりワンゲルだったというYさんに「今はいろいろな事情で山には登れないけど、山への気持ちを思い出しました。ありがとう」と言うコメントをよせていただいたのです。

若い時に山に登っていた人間が、仕事や子育てなどで山に登れない気持ちと言うのは一種独特のものがあります。

その後約10年が経って、Yさんは大山の様子や可憐な花をアップしたブログを立ち上げられ、そして私の方も山のブログを立ち上げました。ブログはたまにのぞかせていただく程度でしたが、大山の何とも怖そうななコース…ラクダの背と言うコースを歩かれているようで、確かそのためにタバコも断たれたとお聞きしました。7年ほども前にセツブンソウの自生地を教えていただいたりで電話で連絡を取ったりしたことはありましたが、その後はブログにコメントをいただくぐらいで、もちろん、お会いしたこともなかったのです。

P6078679

↑天狗ヶ峰から眺める槍ヶ峰の様子です。

槍ヶ峰で白っぽい服装をしているのが、同行のPさんとRさんです。

さて、大山を案内していただく日は6月7日と半年も前から決まっていたのですが、5月下旬ぐらいから俄かに現実味を帯びてきました。登るルートがメールで送られてきたのですが、それには三ノ沢~槍ヶ峰~剣ヶ峰とありました。と言われても一度も大山に登ったことにない私にはちんぷんかんぷんです。三ノ沢や一ノ沢はドライブで大山を走った時に車を停めて見上げたものの、まさかこんなところから登れるとは思ってもいなかったのです。ルートがわかったので、いつも一緒に山に行っているRさんとPさんをお誘いしたら、彼女たちも同行してくださることになりました。彼女たちは大山に何度か登られているので、このコースの概要がわかっていたようです。

一週間前の6月1日、Yさんがコースの花の状態などわざわざ下見してくださって、メールでイワカガミなどの状態を送ってくださいました。今年は大山でも花の開花が早く、7日は見頃には少し遅いかもしれないとのことですが、まだ咲いていてくれることでしょう。

私の方もネットで少し検索したりして、登る予定のコースがバリエーションコースで、地図には載ってないコースであることなどは調べました。そして当日3日前の電話打ち合わせでコースタイムをお尋ねしたり、集合場所や集合時刻を決めていただきました。

その結果、7日7時半に鍵掛峠で集合と決まりました。

なお、このコースではザレ場を下るので、ストックとスパッツ必携だそうです。

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鍵掛峠に7時半集合と決まったので、当日朝は所要時間を逆算して坂出に4時50分集合にしました。久しぶりの早出ですね。

でも、早朝出発のおかげで蒜山SAには1時間前の6時半には到着しました。

岡山道では深い霧の中を走ってきたので、大山が見えているかどうか心配しましたが、↑のように綺麗に見えています。ここで私の失敗です(^_^;お昼ご飯の調達を蒜山SAでと思っていたら、早朝は売店が開いてなくて仕方なく、この日のお昼は自販機の焼きおにぎりとカップヌードルに。(^_^;

幸い、お湯は持参していました。

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蒜山インターを下りて、最初は114号経由で行くつもりで東に向いて走りましたが、ナビを入れたらどうやら482号経由で行くようになっています。鏡ヶ成方面へと走ったら、後は一度走ったことのある道で、迷うこともなかったです。

道中、ヤマボウシの花が綺麗に咲いていて、車を停めて撮影したいのはやまやまですが、約束の時間に遅れたらいけないのでひたすら走り、鍵掛峠駐車場には15分前の7時15分ごろの到着でした。

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鍵掛峠には2013年秋に仙台在住の親友とドライブで来て以来です。

Yさんはすでに駐車場で待ってくださっていました。

先ずはRさんとPさんをYさんに紹介しました。YさんもRさんのHPをご存じだったようで「良く山に登ってるね」と・・・。

駐車場からほんの少し登ったところにある大山撮影スポットを教わって何枚か大山を撮影したら、いよいよ三ノ沢へと移動します。

この日の大山は山ひだの一つ一つがくっきりと見えて、恐ろしいほどでした。

日本海側にあって、下から見てもあまり綺麗に見える日が少ないことを思えば、何と幸先が良いのでしょう!

三ノ沢駐車場には車でものの5分で着きました。

因みにこの日の車出しは私です。

P6078423駐車場はほぼ満車状態で、この日はちょうど大山の山開きの日だったそうですから、そのせいでしょうか。

↑準備をして、歩き始めたのは丁度8時でした。

車道沿いにある文殊堂の赤い祠付近から登り始めます。

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黒いウエアにマタギが着用しているような尻革をつけたYさん。

尻革を巻いていると、湿った場所などでも座って休憩できるので、便利なのだとか・・・。

個性的な姿は一見強面風ですが、とても優しい方なんですよ。

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最初は三ノ沢右岸沿いの道を登っていきます。

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いつもののんびり山行と違い、花の撮影も控えめにしようと思いながら、ついついツリバナの小さな花に目が合いました。

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ツルアジサイも咲き始めていて、思わず北アルプスのわさび平を思い出しました。

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おや、いやに大きな葉をしたカエデですね。

葉の形は天狗さんが持つハウチワカエデみたいです。

四国ではこれより一回り小さい葉をしたコハウチワカエデを良く見かけますが、ハウチワカエデは分布しないのです。伯州山や岡山森林公園でいつも良く花を目にしているハウチワカエデですが、葉を初めて見られたことで、早くも嬉しくなりました。

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そして、歩き始めて10分もしないうちに、この花が目に留まりました。

思わず駆け寄ってしまいました(^_^;

これってクワガタですよね。

大山のクワガタということでダイセンクワガタだそうです。

北アルプスなどで見かけるミヤマクワガタの一型とか。

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↑因みにこちらは鹿島槍で5年ほど前に撮影したミヤマクワガタです。

花だけ見る分にはほとんど同じですね。

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正面に聳える大山を見上げながら、沢を真っ直ぐ登ります。

P6078444

今度は左岸を歩きます。

周囲の木々の色は、まだ新緑の名残を残していますね

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ヤマブドウやサルナシのツルが見えてきました。

ヤマブドウは実が良くついていて、今年は豊作?

P6078454ダイセンクワガタの小さな株があったので、葉を入れて撮影してみます。

この日は、最初から最後までこのダイセンクワガタが咲いていて、とても印象に残る花となりました。

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日本海側の雪の多い山地に咲くタニウツギがあちらこちらで咲いています。

四国では見られない花ですが、本州の山に登るようになって、毎年、目にするようになりました。

コメント

こんにちは。Yさんの姿は、以前、ブログで見たような記憶があります。サマになっていますね。できれば私もお会いしたいものです。お元気そうで何よりです。

keitann様 こんにちは
今春、出雲大社への往復で、大山を肉眼で見て、是非登りたいと考えるようになっていましたが、そのコース取りで、迷いが生じ、計画を中座させていました。
そこにこの記事ですので、俄然興味が湧き戻って来ました。
今後の進み方に注目しています。

もし、差支えが無ければ、今回の全行程詳細地図なども掲載していただけるとありがたいですね。

出だしはお天気が良くて、この季節としては奇跡的ではないでしょうか。
標高差は700mくらいのようですが、険阻なところが出てきそうですね。
こういう岩山でこれからあとどんな植物が出てくるのかそれも興味のあるところです。

多摩NTの住人様、こんばんは。
Yさんのブログは確か御ブログでもリンクされていましたね。

その後、Yさんは御自分のブログを閉鎖されたようです。
ご自分のブログを閉じられた後も、このブログには時々コメントをいただいて
いました。
Yさんはとってもお元気ですよ。
下りでは斜面を駆けるように下られていて、見かけからは想像できませんが、少年の
ような気持ちを持った方だな~という印象でした。
大山方面を訪問される際は、ご連絡して見てはいかがでしょうか?

ぶちょうほう様、こんばんは。

ぶちょうほう様もこの春、大山の姿を目の当たりにご覧になって、魅了された
ようですね。
コメントを差し上げたとき、私の方も、6月に大山を案内していただけることが
わかっていました。ただコースはその時はわかってなかったのです。
大山は百名山にもなっていて、一般ルートはお年寄りでも問題なく歩けるようです。
ルートの方ですが、ヤマレコなどでトラックログがご覧になれると思います。
先ほどアップしたばかりの記事の最後にも私が山旅ロガーで取ったログを貼りつけました。

この日はお天気にはほんとに恵まれて、文句なしでした。
岩場が多いのと崩壊が進んでいる山なので、歩く場所は細心の注意を払う必要があります。
植物のほうも魅力いっぱいでしたよ。

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