ジャンボフェリーと電車で伊吹山弾丸登山、その3、ススキが揺れる
一合目で休憩した時に見えていたハングライダーがすぐ向こうで練習している横を登っていきます。
この日は風もまずまずあったし、何より、眺めが素晴らしいので、こんな日に空を飛ぶのは最高の贅沢なんでしょうね。
↑6月に四国の中津明神山で見たときと同じように、インストラクターと生徒さんのコンビでしょうか、ハングライダーには2人の人影が見えています。
明るく開けた場所に出てきたら、ゲンノショウコらしい花が咲いていました。
この後も、ゲンノショウコに良く似た花を何度も見るのですが、伊吹山にはミツバフウロやイブキフウロ、おまけにハクサンフウロまで咲くということをうっかり忘れていました。
小葉が3枚だけどミツバフウロ?それともゲンノショウコ?
撮影しているときにはゲンノショウコとばかり思い込んでいて、疑問を持ってなかったので、いろいろと細かく撮影してなくて、後で困ったという情けないことになりました。
琵琶湖がだんだん綺麗に見え始めたので、嬉しくて、何度も何度も振り返っては撮影します。
優しいピンクの花はミツバフウロかな?
シベも同じピンク色をしてて、おしゃれですね。
↑この花も久しぶりに見たので、一瞬、なんだかわからなかったですが、落ち着いて考えたらメハジキですね。
私のいつも行く散策場所でも、以前は見られたのに、最近は見られなくなって、数年ぶりで見ました。
メハジキのちょっとした群生です。
それにしても、登ってきたところがこんなに良く見える山登りは初めてです。
黄色く色付き始めた稲田、民家の一軒一軒まではっきりと見えています。
草原の中を登って行く登山者の方たち・・・。
虫に齧られてあまり綺麗ではないですが、カワラナデシコの花も咲いています。
香川の山里でも咲くところが何か所かあるのですが、8月半ばに見に行ったときは咲いていませんでした。盗掘などで消えたのかもしれません。
クルマバナも伊吹山の2合目あたりではあちこちで咲いていました。
この辺りはシャクシの森と言うんですね。
ススキが風になびいて、気温は夏とあまり変わらないのですが、目に入る光景はかなり秋らしくなってきました。
これはフキバッタ?
いやに黄色いバッタでした。
この日は団体の方も結構登られていました。
10時18分、二合目を通過しました。
4年前に訪れたときには、3合目から登ったので、この辺りも歩いてないところですね。
草むらの中で小さな白い花が見えました。
アブラナ科の花ですから、イブキハタザオでしょうか?
2合目を過ぎたら、少しだけ木陰が出てきました。
木陰に入るとやれやれという感じです。
ススキの向こうにかなり高い山が見えていて、方角と高さから霊仙山ですかね。
まだ登ったことはないのですが、ここも花の山のようですね。
上から見下ろすと、登ってくる人や2合目あたりで休憩する人たちが見えています。
こんな山は初めてですね。
何度も何度も振り返って撮影せずにおれません。
ボタンヅルとアケビが絡み合っているというものすごい光景でした。
アケビの果実も見えていました。
それまでの草原の中の道から石がごろごろした道に変わりました。
綺麗な紫色のツリガネニンジンをここで初めて見かけました。
これもミツバフウロの花かな?
花の可憐さにばかり気が取られ、全体をちっとも撮ってませんね。(^_^;
↑これは九州でも見たことがあるので、すぐにわかりました。
ナンテンハギですが、四国では不思議と見ないですね。
分布を見ると、四国にも自生するようなのですが、私は四国では見たことがないです。
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