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2015-12-18

2015年忘年山歩き、その3、シマカンギクやヒヨドリジョウゴ

ちょっとした登りに差し掛かった時、見事なシマカンギクの群生が見えました。

これだけの群生は、ちょっと珍しいですね。

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黄色の花は辺りをぱっと明るくしてくれるようで良いですね

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同じぐらいの群生がもう一か所ありました。

もう花は見られないと思っていただけに嬉しかったです。

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里山に多いダンコウバイの葉も綺麗に黄葉しているけど、この空の色では冴えません。

青空ならどんなに綺麗でしょう・・・。

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小刻みなアップダウンがあって、登ったり下ったりを繰り返します。

あらら、いつの間にか、私たちのグループではない方も歩いてますね。

堂山周辺は人気のコースなのか、この日も何人もの人に出会いました。

これが堂山を過ぎると、歩く人はぱたっと少なくなりますが・・・。

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↑のピークは302ピークと言うらしいです。

ここは素通りしましたが、堂山は南嶺=展望台で北嶺=304ピークらしいですが、302ピークもあったりで、ややこしいですね。

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賑やかに歩きます。

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↑登山道のすぐわきに大きなヤマザクラの木がありました。

里山は4月がヤマザクラなどで素晴らしいのですが、わかっていてもなかなかその時期は忙しくて(^_^;

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ここでようやくヒヨドリジョウゴの実が再び登場です。

ほんとは山麓にもあったのですが、ガイド役のEさんが上にもっときれいなのがあるからと言うので、今か今かと待っていました。

今年はどういうわけかヒヨドリジョウゴには会えてなくて、この日が今年の初見です。

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途中、ここからしか見えないというので、六ツ目山の姿を撮影します。

讃岐の山を代表するおむすび山ですね。

讃岐の山は絵本に出てくるおむすびそっくりの山が多く、山頂直下はどこも急登に喘ぎながら登ることが多いです。

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もう一枚、六ツ目山の姿です。

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Yさんがアマチャヅルがあると教えてくださいました。

私と同じく、野草散策に熱心なYさんは目ざとく見つけて教えて頂けるのでありがたいです。

アマチャヅルは実物を見るのは初めてでした。

まだ緑色をした果実と黒く熟した果実が見えています。

この後、本日、島の山でたくさんのアマチャヅルを見ました。

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スズメウリは、ここのはもう終盤のようです

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最後に少しだけ急坂を登りきると・・・・

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そこが堂山北嶺です。

ここは標高304mなんですね。

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山頂には温度計やら地図やらコースタイムが書かれた案内板があって、これは助かりますね。

ここでようやくデジカメの時計をセットしたのですが、堂山北嶺着はどうやら11時40分ごろのようです。

お腹もそろそろ空いてきましたが、やっぱりお昼は六ツ目山ですよね。

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堂山を下り始めたのは11時48分です。

マユミの赤い実が見えてますね。

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そして、堂山の下りでは六ツ目山の横に伽藍山も見えてきました。

これも小ぶりですがおむすび山なんですね。

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下りに岩場を見つけて、身軽によじ登るエントツ山さん。

胸にぶら下げているのはPさんがおじさんにいただいた柿です。

Pさんの荷物が重そうなので、代わりに持ってくれています

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里山は登りも急ですが、下りも転がり落ちそうな急坂が多くて気が抜けません。

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こんなに下るなんてもったいないと皆でぶつぶつ言いながら下ってきた場所はEさんによると(トトロの森」と呼ばれている森だそう。

見たところ、クスの大木が多いようです。

なかなか雰囲気がある場所ですね。

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この辺が最低鞍部?

いよいよ登りが見えてきたと思ったのですが・・・・

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これからは急な登りと覚悟していたら・・・

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あれれ、またまた下りです。

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一旦、下って、谷コースと尾根コースの合流点に出てきました。

これが12時15分のことです。

ここからはいよいよ本日最大の登りにかかりますが、お腹も空いてきているので、登れるかしらん?と不安になります。

コメント

こんにちは。忘年山歩きとはなかなか楽しそうですね。アマチャヅルはいつも見る場所で夏に花を見つけられず心配していましたが、冬になってもやはり果実が見当たらず、どうやら消えてしまったようです。当地では個体数が少なく、またどこかで見つけたいと思っています。

多摩NTの住人様、こんばんは。

普通なら忘年会だけなんでしょうが、山登り仲間の忘年会ですから昼間は
山歩きなんですよ。
適度に疲れた後なので、ビールも食事もおいしいです。
アマチャヅル…この日初めて教わったのですが、一昨日登った島の山では
群生していたので、よくある植物かと思いました。
場所に寄れば珍しいみたいですね。

keitann様 こんにちは
六ツ目山の勾配は並大抵ではなさそうですね。遠くから見ても45度くらいありそうに思えます。
中国の深圳で地滑り大事故がありましたが、この山が崩れずに、ちゃんとした形で残っているのが不思議のように思いましたね。
この山の生成過程は火山でしたか。
まるで鐘状火山(トロイデ)のようですね。

ぶちょうほう様、こんんばんは。

私の住んでいる丸亀のシンボルである飯野山もそうですが、さぬきの山は
こういうおむすび型をした山が多いです。
「いずれの山も約 1200~1400 万年前、瀬戸内の火山活動でできた溶岩等が、
8000~9000万年前の領家花崗岩類を土台としてその上に堆積した後、
1000 万年以上の歳月をかけて侵食されて残った物で、
日本国内において珍しい景観をしています。」

検索によるとこう書かれていました。

よそから来た方には「作り物の山ですか?」などと尋ねられることもあります。
飯野山にはと登山道がらせん状につけられていますが、たいていの山は直登して
いるので、登りは短時間ですがきついです。

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