銅山越までアカモノを見に、その5、コフタバランなど見ながら下山
銅山越までもう少しというところまで来たとき、せっかくマクロレンズを持ってきているのだから、アカモノのマクロ画像を撮ろうと思いつきました。
アカモノやツガザクラなど小さめの花を撮影するときはマクロレンズは前もってザックの中に入れてあります。
↑マクロレンズで撮影すると、また趣が違う画像になりますね。
赤い花柄と萼片、そして花冠の縁もほんのりと赤みを帯びて少し外側に反り返っているのも愛らしいです。
萼片には細かな毛がいっぱいでした。
ツガザクラもマクロレンズで撮ってみます。
こちらも花冠の縁がほんのり赤くて可愛い・・・
気が済むだけ撮影したら、やっとこさでお尻を上げて銅山越へ向かいました。
銅山越もこの日は天気が良いので、明るい雰囲気です。
曇っていたり、雨の日は、ちょっとうっとうしい場所のように感じるのですが・・・
さて、ここから先は勝手知ったる道なので、飛ばすとしましょうか。
といっても、まだ膝が少し痛かったので、実際はゆっくりと下るのですがね。
分岐の道標を横目で眺めながら下り始めます。
この道標の近くに前はヤマボウシの木があったと思うのですが、花が咲いていません。
牛車道と違って、どんどん下っていきます。
あっという間に牛車道との分岐まで下ってきました。
牛車道だと30分は余計にかかるでしょうから、やっぱり「近道」という表記は正しいようですね。
丁度良い具合の日差しに照らされて、サワギクも綺麗でした。
何ということもない花ですが、毎年、この季節になるとやはり見ておきたい花の一つではあります。
見上げると、カエデの新緑が眩しいばかり・・・
橋へと下っていく道のところに「東延斜坑」と書かれた道標が立っていたので、少しだけ歩いてみました。
いつ頃作られたものなのか用水が流れていました。
この道も面白そうなので、いつか時間があるときに歩いてみるとしましょう。
この橋を皮切りに2~3度橋を渡ります。
14時4分、ダイヤモンド水まで下ってきたので一休みです。
休憩していると、ザックも持たず、普通の服装と靴の男女二人連れが登ってくるのを見かけました。
こんな時間から?と思い、お尋ねしたら、銅山越まで行きたいと仰るので、「1時間以上かかりますよ」とだけは言っておきます。
遺跡見学のつもりで山登りとは思われてないようでしたが、最低でも行動食や傘など入ったザックぐらいは持っておいたほうが無難ですね。
この後の下りでも、最近はあまり見かけなくなったハグロトンボの仲間を見かけました。
そして、登りでは気づかなかったピンクのノイバラが咲いていました。
ほんのりピンクのノイバラは西山林道でも見かけたことがありますが、ここでは初めて見ました。
お隣の東赤石ではタカネバラが咲きますが、西赤石にはピンクのノイバラなんですね。
こちらは朝も見かけたコナスビですが、日差しが当たってよく目立っていました。
日浦に下山したのは、結局14時55分でした。
ピンクのノイバラを撮影したら、メモリーの容量切れとなってしまったので、こちらはスマホ画像です。
車道を走りだして間もなくのところでエゴの花が咲いていたので、これもスマホで撮影しました。考えてみたら、今年は琴南にもあまり行ってないので、自宅のエゴは良く眺めましたが、野生のエゴの花もあまり見てなかったのでした。
これも車道沿いで毎年咲いているイワガラミです。
久しぶりに一人でのんびりと歩いた銅山越でしたが予想以上の展望に恵まれたうえ、アカモノの花も久々に堪能できました。
そして、下山途中、妙に目が合ってコフタバランを撮影することができました。
この日は光の量が十分だったし早い時間の下山だったので、撮影条件が良かったです。
マクロレンズを持っていたのもラッキーでした。
↑いつもは別の場所で見ているのですが、この日見かけた場所では初めて見ました。
といっても、ほんとに小さいランなので、今までは気づかなかっただけと思います。
今までにも撮影したことはありますが、マクロレンズをまだ持たなかったときだったので、細かい部分まで撮影できたのは初めてですね。
ざっと探したら、30株ぐらいは開花株があるようでした。
気づかれないだけで、実際はあちこちで咲いているのではないかと思います。
こんにちは。アカモノは名前は聞いていますが、実際に見たことが無いのでどこかで見たいと思っています。カエデの新緑は綺麗ですね。紅葉も良いですが、これも好きな眺めです。
投稿: 多摩NTの住人 | 2016-06-29 07:52
多摩NTの住人様、こんばんは。
アカモノはさすがに多摩には咲いてないと思いますが、番外編で軽井沢とか
そちらのほうの山地に咲いているかもしれませんね。
先日登った岡山の1000mちょっとの山でも花は終わっていましたが、果実を
たくさん見かけましたよ。
山は花や紅葉も素晴らしいですが、新緑も素敵ですよね。
投稿: keitann | 2016-06-29 23:04