今年も泉山でササユリを、その2、ピンクの濃いササユリ
登山口からしばらくは階段混じりの急登で、しょっぱななのでアキレスけんが痛くなります。
去年も咲いていたと思うツルアリドオシの白い小さな花が足元に咲いていました。
↑ツルアリドオシの花は香川の里山でも咲く場所があるのですが、初夏の里山は暑いので、とうとう今年は近寄らずに終わりました。
登り始めてすぐに、ササユリが2輪咲いていて「去年はこんなに早くから咲いていたかな~?」と思うのですが、ササユリの時期としては去年より少し早めの訪問なので、違う場所で咲いていても不思議ではないですね。
それにしても花が咲いてれば一目瞭然ですけど、ササユリの葉っぱとササの葉の良く似てること、見分けがつきません。ササユリがササの中に咲くのはいったいどういう理由なんだろう?ふとそんなことを考えました。まさか擬態?
花も良いのですが、ふっくらと膨らんだピンクの蕾も素敵です。
登り始めてしばらくすると植林帯の中の登りになります。
登山道の傍らにはちらほらとヤマボウシの花も咲いています。
岡山の山はヤマボウシも多いですね。
あれ?ホトトギスの花芽がもう上がっています。
幅広の葉が茎を抱いているので、タマガワホトトギスかもしれませんね。
タマガワホトトギスはほかのホトトギスよりも早く咲きますし・・。
コバノフユイチゴの真っ白な花も清楚で可憐です。
山歩きは久しぶりのRさん・・・しょっぱなの急登、大丈夫だったかな?
少し登っただけで、ヤマツツジがまだきれいに咲いています。
道はいつの間にかニガナの咲き乱れる道になっていました。
泉山にはニガナも多いです。
登山口までの林道歩きではほぼ咲き終わっていたウツギもほぼ稜線まで出てくるとまだきれいに咲いています。
そういえば、マドの天狗ではメモリー入れ忘れであんなにきれいに咲き誇っていたウツギを撮りそびれたので、泉山のウツギはそのぶんも撮影しました。
一際ピンクの濃いササユリが一輪・・・。
泉山のササユリはピンクの濃い個体が多くて、去年もため息つきながら歩いてものでした。
正面からも覗き込みます。
前日の雨で花弁に花粉がついているのだけがちょっと残念だけど、素晴らしい色合いです。
ノアザミにまたまたチョウが吸蜜中でした。
翅を閉じているので、名前がわかりません。
去年、たくさんのササユリが咲いていた場所まで登ってきました。
今年はあまり咲いてないと思ったけど、下山途中に見てみたら少し奥のほうでやっぱりササユリがたくさん咲いていました。
アカモノが足元に多い場所でしたが、花は終わっていてどれも実になっていました。
稜線東側からはしきりにガスが上がってきます。
この日は午後から天気が崩れるという予報なので、午前中に少しでもきれいなササユリを見ておきたいですね。
美人ササユリの横顔を撮影です。
Rさんとササユリ・・。
9時57分、去年、最初の休憩を入れた反射板のところまできました。
1時間は歩いているので、ここいらで休憩にしましょうか。
心配していたブヨもいなさそうです。
暑くて汗もかいたので、早速、果物なども食べてもらうとしましょう。
Yさん夫婦、Rさん、そしてPさん、私と5人揃ったのはずいぶん久しぶりのような?
考えたら、去年の8月の土佐矢筈以来?
どの家でもいろいろとありましたものね。
こうして、再び、一緒に登れることに感謝です。
空も青空も見えつつガスも流れ、変化があってよいですね。
15分ほど休憩した後、再び歩き始めます。
これも去年見覚えのあるヒヨドリバナが初々しく咲き始めていました。
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