夏の東赤石花散策、その3、沢沿いの道から天狗の庭へ
沢のすぐ近くを歩くようになってきたので涼しいものです。
先ほどのちょっとした滝をもう一度撮影してみました。
↑水量はそれほど多くないですが、涼を感じるには十分でした。
沢のほとりを歩く場所も水量少なめなので、靴を濡らす心配がありません。
去年は下山時に雨が降っていたので、滑らないように注意した場所です。
タマガワホトトギスの株が目に入ったので近寄ってみますが、花は咲いてなくて果実になっています。残念。
寒風山では蕾ばかりを見たというのに、花の時期に来ることができず、今度来てみたら果実ばかりだったとは・・・。
しかし、これも4日後の石鎚の歩きで花を見ることができたのです。
東赤石では初めて見たような気がするヒナノウスツボ。
これも、こんなに天気が良い日だからこそ写せたのだと思います。
天気の悪い日にはなかなかピントの合わない花です。
ましてや、樹林下の薄暗い場所ですから・・・。
バイケイソウも当然ながら果実になっていました。
タカネバラ山行の時も咲いていた花で今回も咲いていたのはこのコナスビだけでした。
花期の長い花なんですね。
12時19分、最後の渡渉点を通過します。
いつも感じますが、二本橋からここまでは楽ですね。
でも、ここからが急登になります。
まぁ、焦らず、ゆっくりと登るとしますか。
沢を渡って最初は涼しい樹林の下の歩きです。
緑が美しい場所です。
これは、フユノハナワラビ?それともナツノハナワラビ?
標高が1300ほある場所ですが、こんな高い場所でも自生しているのですね。
オトギリソウの仲間が出てきました。
ナガサキオトギリの雰囲気かな?
リョウブの真っ白な花が青い空に眩しいばかり・・・
こんなに良い天気になるとは予想以上です。
とはいえ、日差しを遮るものがなくなったので、暑いのと急坂のせいで、またまた時々足をとめながらの歩きなってしまいました。
やがて登山道に橄欖岩が出てきました。
橄欖岩が出てくると、天狗の庭ももうすぐです。
こちらのオトギリはタカネオトギリですね。
シコクママコナも咲いていました。
そうそう、すぐに忘れるけど東赤石にはシコクママコナも咲きます。
私がシコクママコナを最初に見たのはここ東赤石でのことでした。
コカラマツも咲きだしていて、青空バックに咲いているのなんて初めて見たんじゃないかな?
苦しかった登りも忘れて、花に夢中になります。
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