岡山市街地で野草散策、その2、ノアサガオ、ヒレタゴボウほか
2年ほど前から本州方面へ行くと、気にかかっている花があります。
珍しくもなんともないと思うのですが、それは綺麗なブルーの野生の朝顔です。
夏は青春18きっぷで旅することが多く、朝の時間帯に電車の窓辺に座っていると線路わきで咲いているブルーの朝顔が気になって仕方がありません。岡山あたりではよく見かけるのに、香川ではどういうわけかあまり見ないのです。
娘宅近辺を歩いていたら、気にかかっていたアサガオも咲いてました。
↑くさむらで半ば蔓延っているといってもよいアサガオですが、私は青い色の花が好きなので、目を惹かれます。
私と同じような方もいらっしゃるのか、わざわざ支柱を立ててノアサガオを栽培されているようです。
色合いが綺麗なので、私も機会があったら増えすぎない程度に栽培してみたいと思っています。
ノアサガオというとオーシャンブルーを指す場合もあるらしく、花色が紫色がかって宿根性のーシャンブルーは私はあまり好きではありません。
アサガオは交雑も激しいらしく、詳しいことはまだよくわかりませんが、私の周囲でも見られるようになれば良いなと思っています。
↑ノアサガオよりうんと小さくて白い花はマメアサガオで、こちらは四国の私の身近な場所でも結構見かけます。
マルバルコウも撮影するのは久しぶりでしたが、川べりなどで群生しているのを見かけます。
帰りかけていたら、これも用水の近くで咲いていました。
私の好きな花でヒレタゴボウです。
4弁の黄色い花は人目を惹く綺麗な花です。
茎の翼があることからたぶんヒレがついたのだろうと思います。
これも香川ではそれほど見かけないように思うのですが、最近、香川でも一か所咲いている場所を見つけました。
ピンクの一見綺麗な花はアレチヌスビトハギで、この花はここ1~2年、香川でもすごく増えてきたように思います。
綺麗な花なんですが、繁殖力の強さは目を見張ります。
最後は在来種のセンニンソウで、これも道端をずるずると這っていました。
市街地でしたたかに生き残っている植物は帰化植物が多いのですが、こうして在来種も頑張っているのを見ると、ちょっと嬉しいです。
野草散策の趣味はどの土地に行っても楽しめるし、お金もかからず、ちょっとした時間とカメラがあれば老若男女問わずに楽しめます。
こんにちは。アサガオは種類が多くてどれをアサガオと呼んでいいのか迷います。ノアサガオというのもあるんですね。アレチヌスビトハギは当地でもアスファルトの透き間から生えて大変な勢いです。
投稿: 多摩ニュータウンの住人 | 2016-09-27 08:13
多摩NTの住人様、こんばんは。
アサガオは園芸種というイメージがあって、野で咲いていても庭から
逃げ出したのかと思ったりします。
ノアサガオは学名がIpomea indicaだそうで、私の周囲にはあまり見られ
ないので増え方もよくわかりませんが、種子をつけることは稀とあります。
暖地性の植物のっようなので、関東では見られないのかもしれません。
アレチヌスビトハギはそちらでも大繁殖しそうな予感でしょうか。
在来種のヌスビトハギが恋しくなりそうです。
投稿: keitann | 2016-09-27 22:41