青空の下、落合峠~前烏帽子を歩く、その2、展望に心が弾む
登山としては落合峠出発は遅い時間でしたが、前烏帽子までなので楽勝でしょう。
Pさんはご主人のMさんとともに、夏場に寒峰~落合峠をピストンされているそうで、まだ3か月ほどしか経ってないというのにまたまた同じ子コースを案内してもらうのは気が引けましたが、こちらは展望が素晴らしいコースで展望を楽しむなら矢筈より烏帽子だと思いました。
↑落合峠には去年も紅葉を見にドライブで来てるのですが、「落合峠」と書かれた道標がいつの間にか立っていたんですね。
今年はどういうわけか落合峠名物のススキがあまり目立ちません。
すでに枯れてしまったんでしょうか?
山歩きとしては初めて落合峠から西へと歩き始めます。
散策程度だったら、少しぐらいは歩いたことがあるのですが、いつも登るのは矢筈山でした。
心配していたササの朝露はササ刈をしてくれているおかげで、心配ありませんでした。
寒峰まではここから4.7kmもあるんですね。
山道の4kmは長いです。
歩き始めてしばらくは平坦な道です。
距離にして500m以上前方を5~6人のパーティーの方たちが登っているのがはっきりと見えます。落禿への登りを登っているようです。
私たちも登りに差し掛かりました。
登るにつれて東のほうの稜線越しにカッコウの良い山が見えてきました。
あの方角であの姿はもしかしたら次郎笈?
次郎笈ならそのうち剣山も見えてくるので、わかることでしょう。
三嶺や天狗方面もばっちりですね。
桟敷峠までに道沿いに見えるカラマツはまだ紅葉もしてなかったけど、ここのカラマツはすでに落葉していました。
ササの中にはツルリンドウの赤い実が数珠つなぎに実っています。
振り返ると落合峠や矢筈方面も綺麗に見えてますね。
サガリハゲから南に延びる尾根の向こうに、やっぱり剣山も見えてきました。
こうして見ると、目の錯覚なのか次郎笈のほうが高く見えるのはなぜ?
格好が良いから?
落合峠から北のブナ林もいい感じに色づいています。
あの中を朝方、走ってきたのですが、まだ日が余り差してなかったのが残念。
シコクフウロの葉が真っ赤に染まって一枚だけ・・・
花を楽しんだのははるか昔のように思えますね。
上を見ると、音もたてず、青空をバックに飛行機が飛び去って行きます。
視界がよく利く日なんですね。
10キロほど上空を飛んでるのかしらん?
やがて、登りは終わり、もうすぐ落禿というところまで歩いてきましたが、展望が良い場所があるとPさんが教えてくれたので、山道から少しだけ東に入ります。
特徴のある烏帽子山頂とその東斜面の紅葉が素晴らしいです。
山歩きの途中ではもう紅葉は楽しめないかと思っていただけに、嬉しいですね。
北に視線をやると阿讃山脈越しになんと飯野山も見えていました。
肉眼では番の州の工場地帯も見えてますが、2年前みたいに大山までは見えませんでした。赤い〇で囲んだのが飯野山。
そりゃそうですね、飯野山より北にある自宅周辺からも落合峠や烏帽子が見えるのですから・・。こちらから見えるということはあちらからも見えるということです。
東側は矢筈方面と落合峠がばっちりです。
画像をトリミングすると落合峠に駐車している車も見えています。
展望を楽しんだら、すぐそこの落禿の三角点まで行き、休憩しましょうか。
10時11分、落禿到着です。
keitann様 こんにちは
剣山と次郎笈の高さは太郎さんの方が次郎さんよりも25メートルも高いのですね。
試しに落禿の山頂からカシバードで描画してみるとやはり微妙に太郎さんの方が高いですね。
今度はこの記事の御写真で、両方の峰の頭に定規を当ててみるとやはり微妙に太郎さんが高い(右下がりの)ようです。
次郎さんは尖っているので、脳味噌がそう見てしまうのでしょうね。
槍と穂高の見た目での高さ比べでも同じようなことを良く言われますね。
投稿: ぶちょうほう | 2016-11-19 14:11
ぶちょうほう様、こんばんは。
そうなんです、標高は剣山が高いのはわかってるのですが、目の錯覚なのか
次郎のほうが高く見えるのですよね。
そうですか、この記事の画像で実際に定規を当ててみても剣山のほうが高いんですね。
これはもう完全に私の思い込みみたいですね。
槍と穂高でも、同じような話があるんですか?
そういえば、尖っている槍のほうが奥穂より高いような印象がありますが、実際は奥穂が
高いんですね。
投稿: keitann | 2016-11-19 21:52