青春18きっぷで須磨アルプスに登る、その5、市街地も歩く
鉄拐山の山頂には年配のご夫婦がいらして、初めて来られたのか記念写真のようなものを撮影されてました。ご夫婦の撮影が終わるのを待ち、山名表示を撮影します。
休憩しようという気になれず、そのまま歩きます。
↑鉄拐山から先の道はまずは激下りになってました。
ほんのちょい下るだけかと思ったら、まだまだ下ります。
かれこれ50~60mは下ったと思います。
やっと下りきったと思ったら、「高倉台を経て横尾山」の道標が。
この辺りは石の道標も立ってますが、これはわかり難い道標でした。
こういう道標が一時期流行ったんでしょうかね。
コナラの枝越しに見える風景・・。
尾根道がこれほど踏み固められて・・・・たくさんの人が歩くとこうなるんですね。
階段道ではないけれど、また下っていきます。
この辺りは尾根を少し巻いてますね。
ウバメガシの名札が出てきました。
瀬戸内沿いの低山に多い木で、我が家の庭にもたくさん植わってます。
この説明にあるように、香川では「バベ」と呼ばれることが多いです。
せっかく綺麗に咲いたヤブツバキを見つけましたが、風でブレブレ写真に・・。
この辺りもバベの林が続きます。
常緑樹で、鬱蒼と繁るので、この木があると薄暗いです。
今度は幅が広い階段の下りになってきました。
何やらうじゃうじゃと出てきているのは?
辺りを見回すとトウネズミモチが植えられているので、その芽生えかな?
木の芽生えって春かと思ってましたが、これは秋に芽生えたようです。
「おらが茶屋」の道標が出てきました。
旗振茶屋と言い、都会の山は茶屋が多いです。
けど、土日祝日のみの営業で、この日は平日で下から営業してないようです。
建物があったので、これがおらが茶屋かと思ったら、そうではなくて、これは「市民山の会 おらが山登山界署名所」とあります。
掲示板のようなものがあって、いろいろなイベントの案内がありました。
面白そうな催しが多くて、「近ければな~」と思ったことでした。
特に目を惹いたのが↑「六甲全山縦走」の参加者募集です。
今年は3月25日にあるんですね。
ちょっと出てみたいような気もします・・・
そして、これからのコースも目を通します。
これから歩く栂尾山~横尾山~東山が、須磨アルプスのメインの山みたいですね。
その前に高倉台を通過しなければ・・・。
建物の外には白いノギク(ノジギク)がここにも一輪咲いていました。
なおも歩いていくと、先ほどの建物のすぐ東側に3階建ての建物が見えてきて、これがおらが茶屋のようです。茶屋という言葉から受けるイメージとはちょっと違う鉄筋の建物です。
おらが茶屋には13時丁度の到着でした。
おらが茶屋の前には水仙やパンジーが植えこまれていますが、標高300mもなくても山は山・・・水仙がようやく咲きだしたばかりでした。
おらが茶屋の屋上が展望台になっていて、誰でも登れるようなので、登ってみました。
東南東の方角です。
神戸方面の街並みが見えています。
東の方角に聳える山が今から登る栂尾山のようです。
結構な登り返しがあります。
その前にいったん、団地みたいなところに下りていくようで、その団地がどうやら高倉台のようです。
よく見るとその住宅地に下りる前に車道を横切るのですが、陸橋を渡るようです。
いよいよ市街地歩きですね。
西の方角には、今さっき歩いてきた鉄拐山や鉄塔の見える旗振山が見えてますが、もうかなり歩いてきたようです。
おらが茶屋の展望台から降りて東へほんの少し歩いたら、いよいよ階段を下るようです。
下に見えている団地に今から下るのです。
下りても下りても、まだまだ鉄の階段が続きます。
後で出会った方のお話しでは巻き道があるとのことでしたが、その時はわからず、この鉄階段を下りるしかないと思い込んでました。
13時6分、陸橋の基部まで下ってきました。
陸橋には「全山縦走路」の文字。
これを渡るので間違いなさそうです。
市街地歩きの始まりです。
車道の上を渡ると団地が見えています。
結構古そうな建物で、昭和40年代ぐらいの建物?
市街地歩きは山歩きよりも道が間違いやすいので、いったんスマホで現在地を確認します。
とりあえず、まっすぐ東へ向かうことにします。
またまた陸橋を渡ると・・・
スーパーの横に出ました。
このコースは食べ物、飲み物の調達にはほんと苦労しませんね。
稜線を歩いていたときは風が冷たく感じたのに、いったん山を下りるとそこはお日様ぽかぽかで暑いぐらいです。
団地の中の商店街のようなところを通過し・・・
高倉台交番の横を歩いていくと・・
何やらまた陸橋らしきものが見えました。
あれがそうかな?
橋には「六甲全山縦走路」の文字。
やっぱり合ってました。
カートを重そうに押している年配の女性がいたので、「押しましょうか?」と声をかけましたが「大丈夫です」とのことでした。街の方は歩くのに慣れてらっしゃるようですね。
住宅の向こうに見えている山が次に目指す栂尾山ですね。
山を目指して、住宅街の中の桜並木の道を歩きます。
ソメイヨシノの花芽、ちょっと膨らんでるような?
これはフウセントウワタの花です。
果実もありましたが1月になってもまだ花が咲いてるんですね。
山の花だけでなく、住宅街の花のチエックもできるところが四国とは一味違う山歩きかな。
住宅街の道の横にもこんな道標がありました。
最後に渡った陸橋からの眺めです。
これは北側の眺めです。
南側には海も見えていました。
もうちょっとで山のとりつきです。
13時19分、市街地歩きを終えて、再び山歩きに突入します。
道標のすぐ後ろにはツルニチニチソウが早くも咲いていました。
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