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2017-01-25

青春18きっぷで須磨アルプスに登る、その7、岩場歩きがあった

横尾山まで来たら、後はもう下山かな~というイメージがありました。

スマホの地図で確認すると、下山途中に馬ノ背というところや東山を通過するようです

P1107206

↑横尾山の山名表示がありました。

標高は312mとなっていて、ここがこの日歩いたコースの最高地点です。

それでもたった300mちょっとなのですから、お手軽歩きといえば言えますね。

P1107205

三角点もありました。

14時2分、横尾山を下山開始します。

さて、15時半ぐらいまでには下山できるかしらん?

P1107207下山し始めたら、道の傍らにコウヤボウキの綿毛を見つけました。

P1107208下りの尾根道がすぐに始まりますが、かなり荒れていますね。

P1107210道がえぐれていて、横に鎖が張られています。

このルートを歩き慣れた方なのか、単独の男性が後ろから追い越していきました。

P1107211周囲は灌木帯なのですが、歩く尾根だけが花崗土むき出しで一種異様な雰囲気です。

オーバーユースでこうなったということですかね

P1107212

注意書きがありました。

P1107214

緑の山肌の向こうには街並みが見えていて、これも六甲山系独特の眺めです。

P1107215

住宅地の向こう側に同じぐらいお高さの山が見えてきて、おそらくあれが高取山なんでしょうね。

いったん下ってあそこまで登り返すのには時間切れなので、また次の機会までお預けです。

P1107216カメラを引くと足元はこんな具合なんです。

P1107217そして樹林の向こうにピークらしきのが見えているのが、本日最後のピークである東山かな~?

P1107218

ともかくも、こんな下りが待っているので、足を滑らさないように慎重に下ります。

P1107220あちら側から単独の男の人がいらしたので、「あれが東山ですか?」とお尋ねしました。

「たぶんそうです。」とお返事があって、この下の鞍部辺りは風が強い日や雪が積もってるときは結構転落する人が多いので、気を付けて下さいとのこと。どちらかの側に転落すると大怪我は免れないということでした。

P1107222そう聞いてから下を見るとこんな具合です。

確かに、ここは転落したくないですね

P1107223行く手を見ると、向こう側からやってくる人が見えます。

P1107227ズームするとこんな感じです。

岩場を下る女性を男性がスマホで撮影しているようでした。

実際はそう怖くないですが、見ると怖そうに感じるという感じですかね。

剣岳でも槍ヶ岳でも、実際に登るより見るほうが怖そうに見えるのと同じです。

P1107225昔はこのむき出しの岩場にも樹木が生えていたようですが・・・

P1107226階段もずいぶん風化しています。

P1107228

こちらの階段はまだしっかりしているようでした

P1107229この辺りが最低鞍部です。

14時16分、最低鞍部辺りを通過です。

道標がある辺りが、元の道があったと思われますが、実際は一段上が今では道になっているようです。

P1107230

岩にも道標が貼られていて、ここから先は登りになります。

P1107231先ほど下ってきた階段を振り返ります。

P1107232この辺りは下を覗き込むと、踏み跡があるようにも感じました。

P1107233

この次の目標は高取山ということですね。

P1107234

それにしても、こんな荒涼とした場所を歩くことになろうとは・・・

あまり下調べをしてこなかったので意外というか面白かったというべきか・・・。

P1107237

岩の向こうから見えているのがビルや住宅というのがなんとも面白いです。

P1107238ここまで来たら、「馬ノ背」という道標がありました。

名勝なんですね。

P1107239岩場歩きも後少しのようです。

P1107241

ビルが良く見えてきました。

P1107243

14時22分、岩場歩きも終わり、ヤブツバキの咲いている樹林帯歩きになりました。

どうやら、この岩場歩きが本日の核心部分だったようです。

コメント

keitannさん、こんばんは。

今回のハイライトはこの馬の背(須磨アルプス)歩きですね。
六甲山系は古い花崗岩が隆起した為、長い年月の間に風化が進んでいます。

植生も江戸時代以降、燃料や資材として皆伐され一時ははげ山状態だったそうです。
明治後期になって土砂災害が頻発したので治水目的で広葉樹林を中心に緑化が始まったようです。
今でははげ山だった面影を見る事は難しいですが馬の背(須磨アルプス)辺りで想像出来るのかも?

k2さん、こんばんは。

やはり馬ノ背は見た目からも歩いているときの高揚感から言っても、このコース中の
ハイライトですね。
最初の鉢伏山は全山が公園という雰囲気だったので、これが続いたらちょっと嫌だな
と思ってましたが、コースを通して歩いた感想は、とにかく変化に富んでいたとという
ことです。
岩場歩きあり、階段あり、ツバキの小道あり、市街地歩きあり、でした。


六甲山系は古い花崗岩が隆起してできた山なんですね。
去年、和気アルプスを歩いた時も似たような感じでした。

江戸時代以降、燃料や資材ととして樹林が伐採されてしまい、はげ山になったのですか。
一旦、はげ山になった山が再び木が植えられ、緑化されたんですね。
やはり、山麓に大都会を持った山の宿命なんですかね。
四国では別子銅山辺りも精錬のためにはげ山になったのが、今は木々が復活したと聞いて
いますが、普通の山はたいていは青々としていますね。
馬ノ背辺りはオーバーユースではげてしまったのだとばかり思っていましたが、そうでは
なく、あの辺が昔の面影をとどめた場所なんですね。
やはり地元の方に説明していただくと納得ですね。
ありがとうございました。


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