粟島で今年初の島歩き、その2、オドリコソウも咲いてた
山頂で、今度は持参したポットのお湯でコーヒーを淹れて、周囲の眺めを楽しみながらコーヒーブレークです。
↑山頂近くに展望台があって、そこから柴谷山方面を眺めます。
時間がもう少しあれば、柴谷山に登っても良いですが、去年みたいに船にぎりぎりの時間に下山すると港まで走らなければいけないので、それは止めたほうが良さそうです。
↑去年の冬に一人で登ってきた吾島山が見えています。
でも、その後ろの佐柳島などは霞んでしまってはっきり見えません。
ここ城ノ山は晴れていればものすごく展望の良い山なのにちょっと残念でした。
ん?
こんな展望説明図、去年来た時はなかったような?
秋に粟島で瀬戸内芸術祭があったので、たぶんそれに合わせて設置されたのかもしれません。
後ろに見えているのは忘年山行で歩いた荘内半島の紫雲出山です。
1月の大寒の時期というのに、防寒着を着なくても全然寒くありません。
コーヒーと持参のおやつを食べたら、さぁ下山です。
山頂から下っていると、マユミの赤い実が見えました。
マユミも自生しているんですね。
そういえば、海を挟んで対岸の山にもマユミがありますから、不思議ではないかも・・・。
粟島のヤブツバキは今年は裏年なのか、やっぱり花数少なめです。
山麓まで下りてくると、そこは放置されたミカン畑。
ミカンと言ってもハッサクか何かですね。
小学校の横までやってきたら、ジョウビタキ♀がお出迎えしてくれました。
こちらはレモンの実です。
島は暖かいので、柑橘類の栽培には適しているんでしょう。
エンドウの花が早くも咲いてましたが、普通のと違い綺麗な色をしたエンドウの花です。
粟島のマンホールは海亀に乗った浦島太郎です。
粟島のというか旧詫間町のマンホールはたぶんこれなんですよね。
帰り道では今度はジョウビタキ♂を見かけました。
なんとまぁ、木ではなくマリーゴールドの茎にとまっています。
軽いんですね。
民家の塀では白梅の花がこぼれんばかりに咲いています。
この頃はまだ四国本土では白梅の咲いているのはあまり見ませんでしたから、やっぱり島は暖かいということですね。
畑と家の向こうに、先ほど登ったばかりの城ノ山が見えています。
柴谷山に行く時間はないけど、オドリコソウの偵察をする時間ぐらいはたっぷりあります。
梵音寺方面へと登っていきます。
見覚えのあるお地蔵さまが見えてきました。
そして、ありました、ありました。
ピンクのオドリコソウが咲いていました。
ここのはピンクが濃くてきれいですね。
島のオドリコソウは陽だまりだと1月からよく咲いているのを見かけます。
梵音寺の門には「起点」の文字。
たぶんここが島遍路の起点ということかな?
ここにもお地蔵様。
確か粟島の島遍路は4月ぐらいではなかったかしらん?
なくなった山友達のTさんもちょくちょく来ていたようです。
いろいろとお接待もあると聞いています。
オドリコソウも見られたので、適当なところから海岸へ降りていきます。
するとその途中でシマカンギクが咲いていました。
つい今しがた春の花オドリコソウを見たばかりだというのに、今度は秋の花・・シマカンギクです。
途中で、路地も通りました。
こんなところにも猫ちゃん。
海際まで出てきましたが、PM2.5のせいで対岸の黒戸山もぼんやりとしか見えません。
残念。
民家の前には溢れんばかりに咲いている水仙に黄水仙、キルタンサスまで咲いていました。
地図で見たらこの辺りにカフェがあるようなので、船の時間までコーヒーでも飲もうと思ったら、この日はやってませんでした。
↑画像中の自転車に乗っているのは民宿の方で、この方が教えてくれました。
そろそろ港に帰ろうと歩いていたら、防波堤にイソヒヨドリがとまっていました。
結構、派手な鳥です。
↑こんなカフェもできたんですね。
これも瀬戸内芸術祭があったからでしょうね。
畑にヒマワリが1本。
これは海岸に多い野草・・・ツルナです。
1月の一番寒い時期というのに、島ではいろいろな花が咲いていて、さすがに島は暖かさが違うな~と再認識しました。
それと野鳥が多くて、野鳥の撮影も楽しいです。
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