3月24日の県境散策、その3、ヤマルリソウと色変わりのユキワリイチゲ
場所を変えて、いつもはもっと早い時期にユキワリイチゲを見に行く場所へと移動します。
嬉しいことにヤマルリソウが咲いていました。
↑このぐらいのブルーならヤマルリソウという名に恥じないですね。
徳島や高知に行くとヤマルリソウは多いのですが、白っぽい花が多く、ヤマルリソウというのは気が引けるような色合いのが多いです。その点、岡山のヤマルリソウは真っ青です。香川のも岡山ほどではないですが、まずまず青い花が咲きます。
↑中心がブルーのヤマルリソウ。
まだまだ咲き始めです。
10年以上前には、この辺りは春先によく来ていましたが、ヤマルリソウの大株が見られて見事でした。次第に足を運ぶことが少なくなり、この季節はもっと違う場所に行くことが多くなったのです。
↑こんな変わった色合いのユキワリイチゲも咲いていました。
ルリイチゲとはまるで別物みたいな色合いですね。
そして、こんな花もこの場所には咲くのです。
日は射しているけど、もう終盤なのかそれとも気温が低いからか、咲いてなかったユキワリイチゲたち・・。
アワコバイモは、ここはまだ咲き始めて間がないようでした。
ツーショットで咲いている姿も見られますが、以前より数がずいぶん減っています。
タカネハンショウヅルは早くも芽吹きが始まっていました。
秋に咲く花なので、元遅いのかと思っていたのですが、意外です。
そして芽吹いている一方で果実もまだ見られます。
林床では今頃の山でよく見られるウバユリの芽出しも見られました。
山里では何という桜なのか?
小ぶりのピンクの濃い桜が見られました。
この時期の訪問は久しぶりだったので、なんだか新鮮に感じました。
keitann様 こんにちは
御身の春はもう始まっていたのですね。
この記事では、この季節ならではの可愛い花たちが登場していますね。
ヤマルリソウについては三河周辺では名前通りに瑠璃色の花を見ますが、美濃に行くと赤みの差した色のものを見ることもあります。
コバイモも愛らしい姿ですね。一年に一~二度くらいしか見る機会がありませんが、個性的な姿が好きです。
ハンショウヅルについてはなかなか出会えずに、自分の中では貴重な花となってしまいました。
投稿: ぶちょうほう | 2017-04-04 09:28
ぶちょうほう様、こんばんは。
こちらにもコメントを頂きましてありがとうございます。
ヤマルリソウは名前も可愛いですが、実物も可愛い花ですね。
ムラサキ科の花は好きで自宅でもかなりの種類を育てています。
土のPHによって色合いが変わるのか、ほとんど白と言って良い花から
真っ青な花までいろいろな色合いがあります。
三河周辺ではヤマルリソウという名前通りの花が咲くんですね。
赤みが差した色合いも珍しいですね。
コバイモは御地ではミノコバイモヶ自生しているのでしょうか?
2日の岡山散策ではミノコバイモをたくさん見ることができて大収穫でした。
四国でもコバイモは山登りしているとかなりの頻度で見かけます。
ハンショウヅルでもトリガタハンショウヅルやタカネハンショウヅルは割合
よく見かけます。
投稿: keitann | 2017-04-04 22:52
こんにちは。ユキワリイチゲは色の違いや萼片の数など、いいろ変異があるんですね。黄色っぽいのは見たことがありません。サクラは園芸品種も多く、名札が無いとなかなかわからないです。
投稿: 多摩NTの住人 | 2017-04-05 08:23
多摩NTの住人様、こんばんは。
ケスハマソウやミスミソウもそうですが、萼片が花弁みたいに見える花では変異が出やすいようですね。
岡山でも花が緑というか黄色に近いのを見ましたので、時にこういう花が出るようです。
桜はほんとに難しいですが、今日は高松郊外の園芸店に行ったら、ヤマザクラの苗木を
見かけてしまい、購入してしまいました。桜の中でもヤマザクラがとりわけ好きなので
何とか庭に植えたいです。
投稿: keitann | 2017-04-05 23:39