初めての雪の比婆山へ、その1、雪の多さに驚く
4月の桜のお花見シーズンに入ったというのに、雪山の山行記録を綴るのは気が引けますが、今年の中四国の高山は3月末に入ってドカ雪が降るなど、例年とはちょっと違う雪事情になっているようです。
比婆山へ行こうというお話は私たち夫婦が京都にプチ旅行に行ってる間に岡山の山仲間Yさんご夫婦からお誘いがありました。ちょうど旅行中で連絡が取り難かったので、PさんとYさんご夫婦とで、お話を進めておいてくださいとお願いしてあったところ、3月19日に決行することになりました。比婆山は去年9月に登ったばかりで、秋には3度ほど登ってますが、冬場はまだ登ったことがありません。
当日は総社のYさん宅に6時半に集合なので、逆算して坂出のいつもの集合場所に5時半に集まることになりました。
↑3月後半に入っても、四国の人間にとっては積雪量が半端ではないほど多かった比婆山から下ってくる山仲間たち・・。
さて、当日は5時半に集合した後、私の車に乗り合わせYさん宅を目指します。
そして、Yさん宅に着いたらYさんの車に乗り換えていざ出発です。
東城インターを下りてしばらくは普通に田舎の風景の中を走りますが、やがて車窓から雪の風景が見え始めました。
↑8時半ちょっとには県民の森の駐車場に着きました。
意外と車が少ないと思ったのですが、スキー客の車はもっと奥の駐車場に駐車してあったようです。
この日は冬山装備はほぼすべて必要とのことだったので、ワカン、アイゼン、軽アイゼンも持参しています。
けど、Yさんにお尋ねしたところ、アイゼンはあまり必要ないとのこと。では、一応、ェ軽アイゼンぐらいを持っていくとしましょうか。
出発は8時37分でした。
登山口に入る前に大きな除雪車を見かけました。
タイヤの直径が私の背丈近くあります。
香川ではほとんど見たことがない除雪車です。
8時42分ごろ、出雲峠に向かう登山道に入りました。
入ってすぐに、別のパーティーの方たちがワカンをつけているのを見かけましたが、私たちは軽アイゼンも最初は要らないとのことで、登山靴のみで歩いています。
下のほうを沢が流れていて、沢を上から見下ろした画像です。
まるで林道みたいに広い登山道です。
やがて、道は再び、沢に近いところを通ります。
夏道はもっと上のほうを通っています。
背中にスノーシューを背負っていますが、すたすたと快調なペースで飛ばすYさんの奥様。
なにかの木の枝が下の腑に見えています。
行く手に堰堤らしきのが見えてきました、
堰堤に積もった雪の暑さは70センチほどあるように見えます。
道標がすっぽり埋もれています。
この日は絶好のお天気でしたが、気温も上がり、Yさんの奥さんは早くも一枚は脱いでいるようです。
空にはぽっかりと良さそうな雲も・・・
大きな赤い芽は何の芽なんでしょう?
9時33分、出雲峠直下のトイレまでやってきました。
トレースもしっかりあって、歩きやすいルートでした。
9時35分ごろ、出雲峠まで登ってきました。
こんにちは。赤い芽は何の木でしょうかね。植物観察を始めて、ずいぶん冬芽を観察してきたつもりでしたが、先日、いつも通る野道で見た芽の名前がわかりませんでした。まだまだ修行不足を痛感しているところです。
投稿: 多摩NTの住人 | 2017-04-09 16:50
多摩NTの住人様、こんばんは。
このときの赤い芽…四国の山ではあまり見ないと思いました。
いつも登っている山だと、8割ぐらいは樹木もわかるのですが、四国と中国地方では
植生もかなり違うので、芽だけではお手上げでした。
植物観察は奥が深くて、日々勉強ですね。
投稿: keitann | 2017-04-09 22:40